赤ちゃんの時からお世話になっているシッターさんが小学校入学祝いにバッグを作ってくれました!全私が泣いた!

6歳の長女が日本の小学校1年生になる4月を前に、先日2年半通ったフレンチインターナショナルスクールに退学届を出しました。ネットでポチっと。

ドラマでよく見る「これは私が預かっておきます」と受け取りつつビリビリに破いてくれる校長先生はおらず、むしろ、躊躇して下書きを学校サイト上で保存をしているのを目ざとく学校側が発見して「下書きはいつ提出ですか?」急かしてくるスタイル。長女が学校で浮いてしまわないようになるべく穏便に、と思っていたのですが、提出した3日後には担任の先生がクラスのみんなの前で「◎◎は3月でやめます」と大発表。おいおい、子どもが居づらいじゃん。いや、先生は別れを惜しんで残りの日々を大切にしようと呼びかけたのかも、とその時の様子を長女に聞いてみたところ「教科書を返すように言われた」そう。業務連絡ここに極まる。高い授業料に、教科書代が含まれていなかったという衝撃ニュース付き。おとなしく教科書を返したところ、即日メールが届き「教科書の状態が酷いので2500円払ってください」。確かにリュックの中で水筒の水がこぼれて、若干波打ってはいたけれども。支払い催促メールが最後のメールになりそうな予感がします。

長女の卒園式に出られないやりきれない思いを夫の大学院卒業式に。映画に出てくるようなマントはレンタルで衝撃の16000円だったので断念。

仲良くしてくださったお母さん方にも退学を報告。腰を抜かしそうなほどに驚いてくれましたが、私が日本の学校とのダブルスクール体制を整えるのに苦戦していたのを知っていたので、そんな気もしていたそう。数か月前までフレンチインターナショナルスクールに通わせ、休みの時期に日本の小学校に通うダブルスクールで過ごすつもりでした。しかし、日本の小学校入学時期が近付くにつれ、「日本国籍の子供を日本の学校に通わせないのは法律違反です」というはがきが区から届いたり、小学校に電話で「お子さんの精神衛生上、お勧めしませんけどね!」「日本国籍のみのお子さんですよね?」と念を押されたり、風当たりが結構強め。フランス国籍を持っていても、区役所で「日本の小学校を出たと認定されないので、日本の中学には進学できませんがよろしいですか」と淡々と伝えられたそうで、「いつかフランスに行くから、もう日本の教育は受けない」と言い切るお母さんもいました。一方、我が家はいつかは日本の教育に、と漠然と思っていたので、その時期を今にすることに。お嬢は、日本の小学校の入学前健康診断で先生に日本語が通じる喜びを噛みしめていて、「フレンチ学校辞めて日本の学校に行くけどいい?」ときいたら「オッケーイ!いつ辞める?明日?」新しいカフェに行ってみるみたいなノリ。すんなりもいいとこでした。そんなわけで学校も本人もサッパリしていて、幼稚園の卒園式で号泣する夢はかないませんでした。そもそも卒園式もなかった。チーン。

これでフレンチスクール生活は終了となりますが。長女がフランスを通じて世界を意識できた日々はかけがえのないものでした。前菜、メイン、デザートの順で出てくる豪華な給食(なぜかカリフラワー頻出)、保護者もバカンスを楽しもうとする姿勢、お迎えするお父さんの多さ、泣くほどてんこ盛りの宿題などなど親視点でも興味深い体験で。日本のきめ細かい教育の体制を外から感じる一方、インターナショナルな教育を受けさせる窓口がかなり狭いこともわかりました。これからも長女にはたくさんの選択肢を持って生きていってほしいものです。しんみり。


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吉野亜衣子

ラジオ局を辞め、夫の留学についてパリへ。ソルボンヌ大学にてフランス文化を学び帰国。日仏文化交流のための NOISETTEを設立。

●NOISETTE公式ブログ 今日もパリで困ってます!

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