パリへ旅行に行きたい人、暮らしたい人のための情報紙 フランス情報フリーペーパー ノアゼットプレス

10周年記念本、出版決定!

Month: April 2023

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自家製堆肥

 東京で庭付きの一軒家に住むという遠い夢が叶うまで、今はアパートの狭いバルコニーに置いてあるプランターでハーブなどを育てている。虫に食べられたり、大きく伸びなかったりして大変さもあるけど、自分で収穫した物を調理して食べる達成感も大きい。

エクトル・ギマール / パリメトロのエントランス

このメトロのエントランスをパリで目にしたことがある方もいるのではないでしょうか? 草花のような緑の曲線のアイアンが特徴的ですが、これもアート作品でアールヌーボーの代表作です。作者のギマールは19世紀後半から20世紀にわたり活躍した建築家。時は Belle Époque(ベルエポック 美しき良き時代。1890年から1914年第一次世界大戦開戦まで)。この時代は、美術、音楽、文学などフランス近代文化において重要な時代であり、アールヌーボーもその一つです。その誕生には社会的背景が重要になってきます。

イケアで知られる以前に戦で恐れられた北の民族

欧州が学校だとしたらフランスはきっとズル休みするちょい怠け者のような生徒で、北欧はどちらかというと優等生のように思われるだろう。フランスでは社会課題が浮上する時になぜか必ず経済学者などがテレビで北ヨーロッパと比較してこのフランスはいかにダメなのかを語りやがる。

知る人ぞ知る歴史的建造物 パリ最後の男性用公衆トイレ“ヴェスパジェンヌ”

 暖かくなると、日曜日に14区のダンフェール・ロシュローと13区のゴブランで、住民が参加する古物市が行われます。古物業を営む僕は、大抵の場合ヴァンヴの蚤の市から買い付けをスタートし、その後ダンフェール・ロシュローへ行き、アラゴ大通りを歩いてゴブランまで行くのがコースなのですが、そこを通る度にドンヨリとした空気に包まれた大きな壁が見えて来ます

ポッドキャストラジオ番組始まりました!

 今、私はここ10年で一番縮み上がっています。住んでいる家の隣に高級マンションが完成して半年。日当たりが悪くなり、朝10時を境にどんどん暗くなり、午後2時にライト点灯スタートする生活が当たり前だったのですが、最近どんどん眠れなくなってきたのはもしかして家が暗すぎなのでは……と思いついたら引っ越したくなって堪らない。

父娘揃ってショコラティエに

バレンタイン商戦には、未だ日本にリアル店舗を持たないショコラティエが多数参加していただろうなぁと想像しています。東京でならほとんどの有名どころの商品が手に入るなかでパリ限定、催事でしか買えないショコラトリーは数えるほど。そんなパリだけにお店を構えるショコラティエが新しく登場。