ハイブランド離れの始まり?ちょっぴり心配なファッションの行方
写真は、3月にルイ・ヴィトンが発表した丸太小屋型バッグ。精巧に作られていて、何とも魅力的です。でも、お値段は数百万円を下らないはず。こんなことを書くのは夢もへったくれもないのですが、バッグの中でもこういったオークション […]
富か、信仰か 500年前の絵画が問いかける心の揺らぎ
机の上に積まれた金貨や宝飾品。男はそれらの価値を慎重に量り、秤の針をじっと見つめています。その傍らで時祷書をめくっていた妻は、ふと手を止め、夫の手元に視線が吸い寄せられていきます。 一見するとありふれた夫婦の日常に見え […]
読者をも丸裸にしてしまう作者の鋭さ
フェミニスト論『キングコング・セオリー』では、作者デパントが男性による女性へのレイプについて遠慮なく明快に、しかし恐るべき鋭さで正面から語りかけてくる。彼女の文章には、10代の頃から彼の一部であるパンクロックが息づいて […]
制作は朝から夜まで、時間をかけて「良いもの」を――パリ・ベルヴィルで活躍する日本人デザイナー
【今月のお客様】 宮 白羊 さん ファッションの最前線であるパリにアトリエを持つ日本人デザイナーの宮白羊さん。「HAKUYO MIYA PARIS」のブランドを持ち、レディースのプレタポルテ(高級既成服)を一人で制作し続 […]
国境なき記者、タンタン
『タンタンの冒険』全24巻原題《Les Aventures de Tintin》エルジェ 作/川口 恵子 訳 福音館書店 はじめまして、元書店員のジャンマリーだ。このコラムではフランス語が原作の日本で刊行されている本を […]
エクーアン城が語る、フランスの「形ある遺産」と「無形の伝統」
パリから北へ15キロ、ヴァル=ドワーズ県にある、国立ルネサンス美術館、通称エクーアン城。展示空間自体が、16世紀の貴族の邸宅であり、フランスルネサンスの生活・装飾文化に特化した専門の館です。城の始まりは、16世紀ヴァロ […]
イッセイ・ミヤケのショーを音で彩った鬼才二人 — マシュー・ハーバート&モモコ・ギル
3月に開催されたパリコレでは、たったの9つしかショーを見られなかったことを前回こちらで報告しましたが、そんな中で、とても嬉しかったことがありました。それはイッセイ・ミヤケのショーで、期せずして僕の大好きなアーティストの音 […]
王宮の舞踏会場から美術館へ ―― カリアティードの間が見てきたルーヴルの歴史
ルーヴル美術館シュリー翼1階に、カリアティードの間(La salle des Cariatides)と呼ばれる広間があります。現在は主に古代ギリシア・ローマの彫刻が展示されていますが、その歴史はルネサンス期の王宮の改造 […]
不透明な世界情勢の中でも華やかに美しくなんちゃって最新パリコレ事情
3月2日~ 10日まで、2026・2027秋冬コレクションが開催されました。これまではアパレルウェブというネット媒体でハイライト記事を書いていましたが、今回から有線放送が運営するencore modeというネット媒体で記 […]
警察と不法出店者との攻防戦ヴァンヴの蚤の市、その光と影
毎週土・日曜日に、パリの市境で行われているヴァンヴの蚤の市。可愛い小物を見つけるには最適の市で、治安も良いので観光客にも人気のスポットです。お値段が高めなのが玉にキズ。それはそうと、正規に出店するには組合に属して場所代 […]
1枚の絵が導いた運命 ―― 印象派の原点が宿る館
パリ西部に広がるブローニュの森。その近くの住宅街の一角に佇むマルモッタン・モネ美術館。 ブローニュの森はアンシャン・レジーム期には王の狩猟地であり、18世紀後半以降は特権階級や富裕層の社交場となりました。 この館も第3 […]
ケンゾーのメンズコレクションは 伝説の旧高田賢三邸にて発表!
1月20日から25日まで、メンズコレクションが開催されましたが、特に印象深かったのがケンゾーのプレゼンテーション。というのは、何とブランド創始者の高田賢三さんが建てた家で発表されたから。家は、バスティーユのスデンヌ通り […]












