ビールと思いきや…お茶と牛乳です!

フランスで実家を出てからテレビを持っていなくて、今夫の実家にいる時にしかテレビを見る機会がないけど、見るたびにあるものに違和感を感じる。テレビだけではなく、電車内や街のあらゆる大きな看板にも。それはお酒、特にビールに関する広告・CMのそもそもの存在とその量だ! ガブガブと美味しそうに飲んでいる姿、爽やかで幸せな雰囲気がたっぷり伝わるCM。電車でも、どこを見ても大体ビールの広告が目に入る。普段からあまり意識しないことだけど、元々あまりお酒を飲まなくてビールも好きではない私が、最近「ビールちょっと飲みたいな」と思って気づいた。長年日本に住んで、無意識的にこんなに影響されていたんだな。これだけ目に入るのだから無理のない話だけど、そういえばフランスでお酒に関する広告やCMを見た記憶がない。

エビスビール記念館の巨大ビール!

実は、フランスでは1991年の法律から1.2%以上のアルコール飲料のテレビCMは禁止されていて、それ以外にもかなり規制されている。だからといってアルコールに関する問題がないとはいえないけど、ビールを飲むのは健康的で最高に幸せになれる、というような広告をこれだけ流すのにやはり違和感がある。

フランスで最近議論になっている点だが、アルコール飲料の会社がスポーツイベントのスポンサーになるのも禁止されている。よく見ると、日本ではサッカー日本代表はキリン、箱根駅伝はサッポロ、オリンピックはアサヒと、大きなスポーツイベントにはビール会社がスポンサーになっている。歴史や文化、もちろん商売の関係もあって、規制などは難しいかもしれないけど、何か中間はないでしょうか?


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リラ

東京でフランス人観光客を案内する仕事を始めたばかりの26歳のフランス人女子。持続可能な社会の実現に向けての活動もする。趣味は編み物とベランダの植物の世話。