可愛らしい彩りの前菜。ピンクはブルーベリーによる色。大根の酢漬けはしゃりっと歯ごたえもよく、中にある鯖のタタキは臭みもなく美味しかったのですが、大根やソースに対して量が少なすぎてちょっと残念。

 16区にあるSUBSTANCEはセンス溢れるモダンな空間で創作フレンチが頂けるお店。昼は近所のビジネスマン、夜はおしゃれなパリジャン達で溢れ、予約が取れない人気店としても有名。

ランチメニュー: 前菜+メイン+デザート 39ユーロ
ディナーメニュー:5サービス 79ユーロ/ 7サービス 95ユーロ

ランチは39ユーロでミシュラン星付き並のお値段だけれども、それでも人気なのには理由があるに違いない!と予約が出来た平日のランチに伺いました。前菜に頂いた白にピンクが可愛らしい1皿は、酢漬けされた大根のスライスとブルーベリーを利用したソース、中にはたっぷりの鯖のタタキが入っております。タタキと酢〆された大根なので和の印象があるけれど、ブルーベリーの甘みある酸味が斬新で完全に未知なるお料理に。美味しかったのですが鯖に対して大根が多過ぎ、酸っぱい印象しか残らなかったのが残念。メインの鴨肉のローストは焼き加減が抜群!皮はパリッと、中は低温時でじっくり焼かれたレア状態。甘みがたっぷり引き出されたお野菜が、お肉とぴったり~。噛めば噛むほど旨みが出てきて大満足でした。デザートは柑橘類をたくさん使用したムース。グレープフルーツの自然な酸味甘みたっぷりのシャーベットは、ムースと一緒に混ざり合い溶けて行く〜。ムースの中にそのままカットされたレモンが入っているので、酸味が苦手な人には辛いかもしれません。

メインの鴨肉は、表面は炭火でカリッと、中は低温でじっくりと焼かれ、抜群の火通し!クレソンのソースと香ばしく焼かれたブロッコリー、サラダが旨味たっぷりで美味しかったです。

こちらのお店、その日によって当たり外れがありそうですが、何度か通えば絶対に食べた事ない自分好みのお料理に出会える気がする、そんな個性ある楽しいレストランでした。

※現在は一時的に閉店している可能性があります。


店名:Restaurant Substance

住所:16 Rue de Chaillot 75116

電話:01 47 20 08 90

HP:www.substance.paris


マダム愛

東京で知り合った仏人男性に連れ去られ、気が付けばパリジェンヌとやらに。パリのレストランと生活、2つのブログを書いてます。

●マダム愛の徒然パリ日記

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