ダウンジャケットを持っていない日本人はいないと感じるぐらい、東京の街でダウンが目立っている真冬の時期。ユニクロやノースフェース、カナダグースなどが人気のようで、ダウンは日本の冬に欠かせないアイテムになっている。

 この前ネットニュースで「パリジェンヌがダウンを着ない理由」を読んで気付いた。パリにいた時、ダウンは街で来てもいいと言う概念がなかった私は、気付いたら東京でミシュランマンになっていた。パリジェンヌにとっては、ダウンはスキーや冬のスポーツ用のアウターのイメージが強いということが書かれていたのだが、まさにその通り。

 1968年グルノーブルオリンピックでフランスのチームのスポンサーになったMonclerの影響で、ダウンジャケットが冬のスポーツのアイテムとして人気を集めた。その後、街でもファッションとして着るようにもなったが、なぜか現在は「doudoune」(ドゥドゥーヌ、フランス語で「ダウンジャケット」のこと)に対する気持ちは複雑だ。シルエットがよく見えない、ちょっと古くさくてダサい、カジュアルすぎるなど、フランス人の多くはダウンを嫌がるけど、暖かいことは否定できない。

 最近、オーバーサイズのダウンジャケットがトレンドになっていることもあって、もちろんフランスでもダウンについてのファッション記事があるけど、その中でアプローチとしては、どうしてもダウンを着たいならこうした方がおしゃれだ、寝袋やミシュランマンにならないためのコツ、みたいな感じが多い印象だ。そこで、ダウン悩みに新しい風を吹かせているのは、ユニクロのウルトラライトダウンなのだ。フランス全国で店舗を徐々に増やしているユニクロがフランス人からも人気を集めていて、インナーダウンのおかげでパリでもおしゃれを保ちながら暖かい冬が過ごせる!


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リラ

東京でフランス人観光客を案内する仕事を始めたばかりの26歳のフランス人女子。持続可能な社会の実現に向けての活動もする。趣味は編み物とベランダの植物の世話。