レストランが閉鎖中、デリバリーでお家ディナーを開催。女性でミシュラン2つ星を持っている、TVでも有名なステファニー・ル・ケレックのお店「MAM」で注文しました。
前菜はフランスの定番伝統料理、ホタテのグラタンと牛の髄骨のお料理をチョイス。ホタテのグラタンは肉厚なホタテにエビや貝もたっぷりで豪華でうまみたっぷりのお味。髄骨は、マスタードが強すぎて本来の味が消えてしまっていたけれど、それはそれで1つの特徴あるお料理として美味しくいただきました。
メインは説明書通り熱湯の中15分温めて準備。まずは鶏肉のクリーム煮込みからスタート。たっぷりの西洋ごぼうはシャキシャキと歯ごたえがあり、お肉はトロトロ~。エストラゴンが料理全体に香り、こってりクリームだけれども爽快感のある味に。クリーム煮にエストラゴン、この組み合わせ、おすすめです。
もう1つが牛肉の赤ワイン煮込み(ブルギニオン)だったのですが、こちらは王道のお味でそれほど特徴はありませんでした。お肉は柔らかくお野菜はしっかりと味が残っていて、それはそれで美味しかったんですけどね。2つ星シェフなので期待が高すぎたのかもしれません。そしてどちらのメインも薄味で味がぼやけていたのが少し残念でした。
デザートはモンブランをチョイス。これは文句なく美味しかった! 栗の香りもしっかりと残っており、中に入っているマンダリンの皮の砂糖漬けがこれまた良い。甘いだけではなく、そこに酸味と苦味、そして香りを付け足して上手にまとまっていたのはさすがです。期待しすぎたせいで、落胆部分も多々あったけれど、美味しいディナータイムになりました。
MAM Stephanie Le Quelle
住所:22 rue Fourcroy, 75017 PARIS
電話:0145724749
HP:mamaparis.com
マダム愛
東京で知り合った仏人男性に連れ去られ、気が付けばパリジェンヌとやらに。パリのレストランと生活、2つのブログを書いてます。
●マダム愛の徒然パリ日記
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