先生に見守られながら完成。子供の粘土の作品を馬鹿にできない造形。

 結婚して早10年。母が結婚前に亡くなったことを言い訳に、料理はほぼ実験。実験結果が悪かろうが我流を貫き、師と仰ぐはCOOKPAD。これじゃマズいと3回くらい料理教室に通ったこともありましたが「コロッケを油に投げないでください」って怒られた思い出ぽろぽろ。ほぼ野生です。

 そんなオオカミ少女のような私にオンライン料理教室のお誘いが。ほかの生徒さんにいい年してトンチンカンな手さばきをしているのを見られずに教えてもらえるのか。乗った、その話乗ったぞ!

 先生はパリ在住、シャネル、ルメールなど有名ブランドへのケータリングも携わる「バルボステ」の金子さやか先生。フレンチスタイルのういろう餅を教えていただくことになりました。和菓子といえば、フランスでホームステイをした際、お部屋を貸してくれたおばあさんにお礼としてお汁粉を作って「糖尿病だから」と拒否されて以来です。ウルルンできなかった滞在記として深く刻まれた和菓子ですが、今回のういろう完成写真を見るにつけ、和菓子に見えないパステル&スケルトンな装い。これならあのおばあさんもウッカリ食べてくれるかもしれない。殺す気か。

やる気に満ちた助手。

 zoomを使ってレッスンスタート。材料は白玉粉や上新粉の他、和菓子らしくないフルーツ、クリームチーズ、オレンジ、イチゴジャム、生ハーブの葉っぱなど。周りの生徒さんは様々なハーブを画面に写しているのに、ハーブなんてオシャンなものが近所のスーパーにはなくて用意できず、早速挫折しかけていたら、「ない方はゆかりふりかけや、すり胡麻でOKです~」。ありますあります! COOKPADだったらここで断念していたよ!プロの先生は落ちこぼれ拾い上げスキルも高い。

先生の記事は四角くて切りやすそう。

 今回は蒸し器を使わず電子レンジを使う簡単レシピだったのですが、ボウルの大きさやレンジの違いから餅の柔らかさが皆バラバラ。工程は難しくないはずが、ほかの生徒さんが完成させた生地でクリームや果物を巻いているのに、私まだ生地びしょびしょなんですけど……。料理教室だったら気まずい薄ら笑いを浮かべていたことでしょう。オンラインだから落ちこぼれはフレームアウトしてせっせと作業に集中、なんとか生地完成。あれ、先生は四角い生地で、私は一反木綿なんですけど……。オイ鬼太郎! 包丁で強引に成型。カットカット。先生見てないし、いい感じに見える。回り道したけど、ゴールを決めたァ! めっちゃくちゃ美味い。ホームパーティ文化の浸透しているフランスならではの簡単で華やかなデザートが自分で作れちゃいました。かっけえ私。冷凍保存もできるよ!

一反木綿生地。

 お隣の生徒さんとの進行具合の差を気にせず、録画を後から見直すこともでき、先生の手元を背伸びしてのぞき込むこともない。帰りたそうな生徒さんを気にせず質問もできる……今のところ料理教室はオンラインの圧勝であります。今回教室を主催されたのはフランス情報サロンPivot(ピヴォ)さん。有難いことに私がコントリビューターとして参加させていただくことになりました。毎日フランスの最新情報に触れられる、とても楽しい発信をされています。私も頑張ります! ぜひのぞいてみてくださいませ~。


こちら先生の作品です。

【HP】https://frenchsalon-pivot.amebaownd.com

【instagram】 frenchsalon.pivot


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吉野亜衣子

ラジオ局を辞め、夫の留学についてパリへ。ソルボンヌ大学にてフランス文化を学び帰国。日仏文化交流のための NOISETTEを設立。

●NOISETTE公式ブログ 今日もパリで困ってます!

 http://www.noisette-paris.net/aiko-paris/