オミクロン株が猛威を振るう前に、滑り込みで石垣島までマイルを消費してきました。行ったはいいけれどマイルが足りなくなって、帰りは東京までたどり着けず。大阪で降り、そこから新幹線で帰ってきました。疲れた。強欲な庶民は体力勝負なのです。

足の裏のどろどろを気持ち悪がっていたのもつかの間、貝をガンガン踏んで進む、適応力が高い子供たち。

「冬の石垣島は曇りと雨が多い」ってご存じでした? 無知無知でムチムチなあいちゃんは、知らずに石垣島入り。本当に飛行機は南の島に到着したのか怪しいくらい曇天でした。港に立つ黄金の具志堅用高像でかろうじて石垣島と感じられる肌寒さです。

怖すぎて写真がブレているトトロ鍾乳石。「世界初!イルミネーション鍾乳洞!」と銘打って、鍾乳洞に電飾が巻き付かれてる箇所も。ジブリ&ロマンティック方向で行こうとしている。

リゾートホテルに憧れて予約したのですが、お迎えのバスから見える風にあおられてグニャグニャ曲がるヤシの木にどんよりしていると、「白いクジャクを見ることができたら幸運がおとずれると言われています」とアナウンス。俄然やる気! 窓にへばりついて白いクジャクを探し出す幸せに貪欲な客たちの中、「あ!あれ白いクジャク!」と騒ぎ立て皆の注目を集めて「白い鷺じゃん」と子どもに間違いを指摘された恥ずかしい客は私です。

気を取り直してレンタサイクルでサトウキビ畑でざわわを感じようとお出かけしたところ、とんでもないスコールに遭遇。しばらく粘りましたが、全身ずぶぬれで走行不可能に。屋根を探して近くの港に駆け込み、寒くてぶるぶる震える無知な東京人は変な柄のTシャツを購入してお着がえする羽目になりました。島の変なTシャツを着ている人間の背景にはスコールがあったのか。ホテルに助けを求めて電話したものの30分以上出ず断念し、たまたま港に来たホテルのバスに頼み込んでのせてもらいました。運転手さん曰はく「ホテルは人手不足で電話でれないんだヨネ~」「雨に降られて自転車乗り捨てるお客さん多いよ~」しまんちゅは無知な観光客に慣れっこである。ならば事前に教えてほしかったっちゅ。

雨でお出かけできず、ホテル内のアクティビティはすでに満席、と3回ほど断られてフテ昼寝ぶちかまし、お嬢は暇すぎてフロントに置いてあるご自由にどうぞのバスソルトを4回も作成完了。子どもたちにいろんな体験をさせたかったのに、バスソルトか。とションボリ。期待せず申し込んでいた体験マングローブ林散歩だけが唯一の救いでした。スタッフのお兄さんが裸足で貝だらけの沼地を案内してくれてトビハゼやカニなどに出会ったり、沼にハマって足が抜けなくなったり、「お兄さんご出身はこのあたりですか?」「いえ、埼玉です」「埼玉……」不思議な体験でした。


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吉野亜衣子

ラジオ局を辞め、夫の留学についてパリへ。ソルボンヌ大学にてフランス文化を学び帰国。日仏文化交流のための NOISETTEを設立。

●NOISETTE公式ブログ 今日もパリで困ってます!

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