最近、スーパーで同じものしか買っていなくていつも同じ料理を作るのにあきてきたので、新しい風を取り入れるために、ちょっと話題になっていた新大久保の「イスラム横丁」に行ってみた。

パパドを揚げてみた!

 狭いエリアながらも、まるで異国に瞬間移動したみたい。海外にいるような雰囲気を味わいながら、家で本格的なインド料理を再現するための食材を専門スーパーで探していた。メインディッシュにバスマティライス、カレー、パパドをゲット。もちろん、デザートも忘れずに。最近できたエスニック食材店の中にデリコーナーがあって、様々な軽食の他に本場のパキスタン・インドスイーツがたくさん並んでいた。これは珍しい! 日本ではよく世界一甘い菓子と言われているシロップで漬け込んだボール状の揚げドーナツ「グラブジャムン」と、ココナッツがかかった「ミルキー ラドー 」をお持ち帰りした。

ミルキー ラドーとグラブジャムン

 実はこれが、私にとって懐かしい家の味なのだ。子どもの頃、両親がインド文化と関わりがあって、うちの家庭料理はインドからきたものが多かった。自分はインドに行ったことがないので本場では食べたことがないけど、今までずっとどこか懐かしい味なのだ。日本で罰ゲームに使われる「グラブジャムン」も、子どもの頃に好きだったデザートの一つだ。コロナ禍でまだ海外旅行が難しい状況の中、たまに料理でちょっとした旅に出るのもいいかも。


リラ

東京でフランス人観光客を案内する仕事を始めたばかりの27歳のフランス人女子。持続可能な社会の実現に向けての活動もする。趣味は編み物とベランダの植物の世話。