高級ブランド店が立ち並ぶサントノレ通り。そこから少し入った所にあるのが今回ご紹介するレストラン「Contraste」。エリゼ宮も近くオフィス街でもあるので、ランチタイムは近所のお洒落なビジネスマン達で賑わっております。

豚のフィレ肉なのに、びっくりするほど柔らかくジューシー。付け合わせの野菜が水菜なのは、日本で修行経験がある店員さんのこだわりとか。

 こちらのお料理はどれも軽い口当たりで胃に優しいのが特徴。この日のランチの前菜は赤キャベツを使ったコールスロー。前菜にお野菜だけというのはありそうでないスタイル。でもあえてそれをするのは素材のクオリティーに自信があるからなのだと思います。シャキッとした歯ごたえが残る赤キャベツ、そこにりんごの酸味と甘みが加わり新しいけれど懐かしい優しい味でした。メインの豚肉は脂ゼロのフィレ肉使用。超低温で焼かれたお肉は内部までジューシーで柔らか。ソースは甘酸っぱくお肉料理なのに最初から最後まで重くない。

ブランマンジェは、かるーーい口当たり。少し甘すぎたけれど、フルーツの酸味が強かったので一緒に食べるならアリ。タイムとハチミツのアイスクリームは香り高く美味しい。

 デザートは柑橘デザートをたっぷり使ったブランマンジェ。こちらも前菜とメイン同様に軽いお味。ブランマンジェというとクリーム濃厚の重いものが多いけれど、こちらはふわふわのメレンゲがメインで口に入れるとシュワーと溶けてしまいます。甘さが強いけれどフルーツと一緒に食べると釣り合いのあるお味に。

前菜のコールスローは味がしっかりと染みていながらシャキシャキ感が残っていて美味。りんごの酸味と甘みが全体を優しいお味。

 こちらは若手のシェフ達が集まって作った会社が展開している7つのお店のうちの1つ。それだからか昔ながらのフレンチのこってりソースや濃い目の味とは正反対な印象の若くて新しいお料理。こってりも大好きな私にはちょっと物足りなかったけれど、軽めに食事を済ませたい時には場所も便利だし内装も美しいし接客も素晴らしいのでおすすめです。


クラッシックとモダンが上手に融合している内装。居心地の良い空間。

Contraste


住所 18 rue dʼAnjou, 75008
電話 01 42 65 08 36
HP   http://www.contraste.paris


ダム愛

東京で知り合った仏人男性に連れ去られ、気が付けばパリジェンヌとやらに。パリのレストランと生活、2つのブログを書いてます。

●マダム愛の徒然パリ日記

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