広告が街並みのアクセントに?パリの経済事情と景観
中心地については、多くが19世紀以前の建築物で構成されているパリ。景観を守るための法律があり、建物の内側は改装できますが、通りに面する部分は取り壊せません。ということで、古い絵葉書や映画と比較しても街並みに大きな変化がなく、常に同じ姿。それはそれで良いのですが、大胆な発想による建造物が作れず、フランスでは建築自体が発展しなかったと主張する人もいます。
中心地については、多くが19世紀以前の建築物で構成されているパリ。景観を守るための法律があり、建物の内側は改装できますが、通りに面する部分は取り壊せません。ということで、古い絵葉書や映画と比較しても街並みに大きな変化がなく、常に同じ姿。それはそれで良いのですが、大胆な発想による建造物が作れず、フランスでは建築自体が発展しなかったと主張する人もいます。
特に野球に興味のない僕ですが、毎回阪急阪神百貨店さんでの催事に参加してお世話になっている身としては、阪神の18年振りのセ・リーグ優勝のニュースは興味深く受け取りました。大阪にいた友人曰く、街は熱気に包まれ、特に阪急百貨店での特売は、「黒毛和牛が4割引」なんてのもあったりして、実に魅力的だったようです。
つい先日、日本円をユーロに替えようと思い、グラン・ブルヴァールとリシュリュウ・ドゥロウオの間にある両替所へ行きました。そこは旧証券取引所から程近く、古銭屋などお金にまつわる店舗が並んでいます。
気付いたら来月終了となっていましたが、ポール・スミスがアーティスティック・ディレクターを務めたピカソ展をご紹介します。
6月のパリは日本の梅雨に似て湿度が高く、中々の暑さです。メンズのパリコレクション会期最終日は最高気温が33度にまで上がり、文字通り溶けそうでした。
それはそうと、暑い時期は涼をとるために日本茶をお茶パックに入れ、それを直接ヴォルヴィックのペットボトルに無理矢理突っ込んで冷蔵庫で冷やして飲んでいます。
ノアゼットプレスのポッドキャストでも触れましたが、パリにはクリニャンクール、ヴァンヴなど蚤の市が4ヶ所あり、中でもモントルイユの蚤の市はかなり特異な存在かもしれません。20年以上前は古い物を売る出店が多かったのですが、最近はシャンプーや電球、服やスニーカーなど、購買層を低所得者(自分も)に絞った現行生活用品が売られ、古物業者は隅に追いやられています。
パリのトイレ事情。ノアゼットプレス編集長、吉野さんとのポッドキャストの番組中でも触れた話題ですが、30年近くパリにいて、これまでになかなか大変な目に遭っています。でも、長く住んでいると何とか折り合いを付けられるようになるのです。そうして日本にやって来た時にトイレの清潔さに感動できるわけです。
2月末からスタートしたパリコレクション。年金受給開始年齢引き上げによるデモ行進とストライキは落ち着いたかのようでとても平和だったのに、最終日の3月7日に悪夢が!
暖かくなると、日曜日に14区のダンフェール・ロシュローと13区のゴブランで、住民が参加する古物市が行われます。古物業を営む僕は、大抵の場合ヴァンヴの蚤の市から買い付けをスタートし、その後ダンフェール・ロシュローへ行き、アラゴ大通りを歩いてゴブランまで行くのがコースなのですが、そこを通る度にドンヨリとした空気に包まれた大きな壁が見えて来ます
2ヶ月ぶりにパリに戻って来ました~。日本同様本格的な冬が到来していて、雪がパラつくことも。でも無闇に暖房をつけるのはご法度。推奨される室内温度は19度。日本は20度なので、フランスの方がちょっぴりシビア。ウクライナ侵攻で発生したエネルギー問題は、パリ市民の生活に影を落とし始めていました。