紙アーテイストに聞くフランスのアート環境
今号はパリ近郊のアトリエで紙アーティストとして活動するむらかみのぶこさんにインタビュー! どこか日本的な雰囲気をもつむらかみさんの紙アート作品について、またフランス独特のアーテイスト保護の仕組みや、アート教育の違いについても伺います。
その余裕っぷりに惚れそうになった件
ボナネ(明けましておめでとう)! 2024年が皆さまにとって輝かしい一年になりますように! さて、今年もいろんなフランスをお届けしてきたいと思う…というわけで、今年初のエピソードは、余裕ありすぎで驚いた友人ファミリーのこと。先日、彼らが自宅でのランチに招待してくれた。それは、彼らが海外旅行に出発する前日だった。「明日から旅行でしょ?」「フライトは午後だし、お昼に家を出ればいいから余裕!」「荷物は準備したの?」「まだだけど、一週間だけの旅だからたいして持っていくものない!」
発明の元は基本、欲である
科学の進歩のおかげで人類はとんでもないことをやり遂げてきた。
宇宙ロケットはもちろん、ウォッシュレットもなかなか役に立つものだが、4DのAV映画まで作りやがった。本当にすごいぞ、人間ってやつは。欲に満ちすぎていて惑星ひとつだけで満足するはずがなかった。常に新しい道を開こうとするから。その延長でトイレットペーパーよりケツをもっと清潔にする方法が見つかるのは当然、時間の問題だけだった
ノアゼットプレス10周年を迎えました
なんとノアゼットプレス、発行10周年を迎えました! 2014年からスタートし、まさかこんなに続くとは。続かないと思っていた訳ではないけれど。見切り発車だった訳ではないけれど。創刊から6ヶ月後に第一子の出産をしたのですが、今思えば、生まれる前に始めてよかった。生まれた後だったら毎月、ライターさんとやり取りし、原稿を書き、編集さんデザイナーさんとやり取りして印刷して……やれるわけないと尻込みしていたことでしょう。
毎年ほんの少しだけ心待ちにしているクリスマスのイルミネーション反比例して年々ショボくなるビュッシー通り
つい先日、友人の紹介で日本からいらしたご婦人を1日だけ案内しました。前もって提出して頂いていた彼女の希望リストの中に、優先順位は低かったものの「エッフェル塔のイルミネーションを見たい」という項目が入っていました。 21時、22時、そして23時ピッタリの時間から5分間のみ、キラキラときらめくわけですが、 2000年から続いているのでもう見飽きてしまいました。
フランス大使公邸で美食の余韻に浸ってきた
美食の余韻ってなんだって?何を隠そう、これがイベントの名前なんです。フランス大使館のイベント、「美食の余韻」。さすがとしか言いようがない、まだ味わってないのに余韻を前面に押し出すセンス! パンフレットによると、「口に含んだ瞬間の香りや味わいから、色彩豊かなフランスの風景が脳裏に広がり……」とのこと。
日本のウイスキー第一人者が認めるフランスの魅力
フランスは世界的に見てもウイスキーの消費量が多い国です。初めての海外進出先にフランスを選んだのが飲料メーカーのキリンです。同社のウイスキー「富士」などを開発してきたマスターブレンダーの田中城太さんに、お話を聞きました。
毎週末はアツアツです デモ行進の国、フランス
移民大国のフランス。良い言い方をすれば、多様性のある、様々な文化が融合する豊潤なメルティングポット。でもそれは建前でして、互いに拒否し合あうことで分断を引き起こしているという側面もあります。特にフランスは、ヨーロッパの中でもユダヤ人とアラブ人の占める割合が多く、それが社会を複雑化させる要因の一つでもあったり。
円卓の魅力より一人飯の自由
ご飯は基本的に誰かと一緒に食べた方が良い。当たり前のようだけど勿論、例外が腐るほどある。口臭も冗談も同じぐらいキツい上司や武勇伝をやたらと語る同僚、或いは自分の配偶者の浮気相手とかになると供食のメリットはだいぶ薄くなるのだ。
ひきこもりハロウィン
ボンジュール! 約一ヶ月前の話になってしまうけれど、今日は今年のわが家のハロウィンのことを。子どもたちはせっかくの2週間の秋休み中なのに、天気予報は毎日あいにくの悪天候。ハロウィン当日も雨が降りそう…。それなら自宅で楽しもうと、1週間ほど前からのんびりと準備を始めた。
AIの讃歌は歌うべきなのか
コロナがもはや死語になりかけ、誰もが待ち望んでた平和な日々が戻ってきたどころか戦争は世の中で様々な所で勃発され続ける上、新たな脅威が日に日に浮上している。残念なことにこれはサノスのガントレットをハメて呑気にはしゃいでる近所のガキほど可愛いものではなければ、ダイエット中のメタボおっさんにとって天敵であるマドレーヌよりおっかないものになり得るだろう。