パリへ旅行に行きたい人、暮らしたい人のための情報紙 フランス情報フリーペーパー ノアゼットプレス

10周年記念本、出版決定!

添乗員リラの日本リラ散歩

クリスマス・カウントダウン、スタート!

 2020年、あと1ヶ月で終わるんだなぁ。大変な一年だったけど、残りの1ヶ月間に、あえて楽しさとワクワク感を取り入れるためにアドベントカレンダーをやろうかなと思った!

ビールで幸せになれる?

フランスで実家を出てからテレビを持っていなくて、今夫の実家にいる時にしかテレビを見る機会がないけど、見るたびにあるものに違和感を感じる。テレビだけではなく、電車内や街のあらゆる大きな看板にも。それはお酒、特にビールに関する広告・CMのそもそもの存在とその量だ! ガブガブと美味しそうに飲んでいる姿、爽やかで幸せな雰囲気がたっぷり伝わるCM。電車でも、どこを見ても大体ビールの広告が目に入る。普段からあまり意識しないことだけど、元々あまりお酒を飲まなくてビールも好きではない私が、最近「ビールちょっと飲みたいな」と思って気づいた。長年日本に住んで、無意識的にこんなに影響されていたんだな。これだけ目に入るのだから無理のない話だけど、そういえばフランスでお酒に関する広告やCMを見た記憶がない。

ピーマンとパプリカ、謎が解けた!

スーパーで見る野菜の中でずっと気になっていたのはピーマンとパプリカだ。日本ではピーマンとパプリカという風に別々で売られていて、何が違うのだろうとずっと疑問に思っていた。フランス語からみるとちょっとややこしくて、「ピーマン」と言う言葉は、フランス語の「piment」(ピマン)と近くて、それが一般的にトウガラシ(辛いもの)をさす。だから初めてスーパーでピーマンを見た時に、えーこれがピマン(トウガラシ)なの?!と辛いものを想像していたが、食べてみたら全く辛くなくて、なんだ、「poivron」(ポワヴロン、ピーマンのこと)か!と驚いた。次にパプリカを見て、そこで疑問が生まれた。これもポワヴロンじゃないの?

日本の夏、まだ慣れない?

生まれ育った国と違う国に住んでみると、いろんなことにカルチャーチョックを感じたり、慣れるのに時間がかかるものがあったりする。その中ではもちろん言語、習慣、食べ物などがあるけど、日本の場合は初めて来るまで思いつかなかったことは気候。日本は、フランスと同じく春、夏、秋、冬という四季があるので、そこは大体同じだと思っていた。