パリへ旅行に行きたい人、暮らしたい人のための情報紙 フランス情報フリーペーパー ノアゼットプレス

June 2023
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ともくんのあれこれパリコレナンダコレ

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急にもよおすと大変 トイレ探しに苦労するパリ

パリのトイレ事情。ノアゼットプレス編集長、吉野さんとのポッドキャストの番組中でも触れた話題ですが、30年近くパリにいて、これまでになかなか大変な目に遭っています。でも、長く住んでいると何とか折り合いを付けられるようになるのです。そうして日本にやって来た時にトイレの清潔さに感動できるわけです。

知る人ぞ知る歴史的建造物 パリ最後の男性用公衆トイレ“ヴェスパジェンヌ”

 暖かくなると、日曜日に14区のダンフェール・ロシュローと13区のゴブランで、住民が参加する古物市が行われます。古物業を営む僕は、大抵の場合ヴァンヴの蚤の市から買い付けをスタートし、その後ダンフェール・ロシュローへ行き、アラゴ大通りを歩いてゴブランまで行くのがコースなのですが、そこを通る度にドンヨリとした空気に包まれた大きな壁が見えて来ます

パリジャン・パリジェンヌは一丸となって節電
しんしんと冷えるパリ

2ヶ月ぶりにパリに戻って来ました~。日本同様本格的な冬が到来していて、雪がパラつくことも。でも無闇に暖房をつけるのはご法度。推奨される室内温度は19度。日本は20度なので、フランスの方がちょっぴりシビア。ウクライナ侵攻で発生したエネルギー問題は、パリ市民の生活に影を落とし始めていました。

Bijo;のコンセプトストア「Biën;」パリ6区オデオンにオープン

 長くファッションと美容に関わってきた須山佳子さんがプロデュースするプロジェクト“Bijo;”が、パリ中心6区のオデオンにコンセプトストア「Biën;」をオープンさせました。プロジェクト名のBijoは、Beauty(美しい)、Innovative(革新的な)、Japanese(日本の)、Original(独自の)それぞれの頭文字を取り、日本の美をフランス、ヨーロッパの人々に伝えていくコンセプト。

エリザベス女王も来訪 1730年創業の老舗菓子店ストレー

 歴史的に、イギリスとの仲は微妙な感じのフランス。最近では欧州連合からイギリスが離脱し、ますます溝ができた感があります。でも、故エリザベス女王はフランス語を流ちょうに話し、生前何度も来仏していたため、仏国民からも親しまれていたのです。

古いアパルトマンのネズミ事情 素敵な事ばかりではないパリ生活

 我が家には、僕がコレクションをしている沢山のぬいぐるみがあります。重量的には大したことが無いのですが、問題となるのがレコード。数えていませんが、多分3000枚くらいはありそうです。17世紀に建てられたアパートなので、これは由々しきこと。そうです。床が沈み始めているのです。

マスタードと鴨肉が品薄に
パリのスーパーマーケットも節電スタート

 7月半ばにパリに戻り、真っ先に向かうのが近所のスーパーマーケット。朝開店したばかりの時分でしたが、点いているライトが半減し、急に暗くなりました。以来、全てのライトが点くことはありません。とうとう節電が始まったようです。スーパーは、人々の嗜好の移り変わりや政治・経済事情を直接的に反映するバロメーター的な場所でもあり、非常に興味深いのですが、昨今の棚の様子を見る限りでは、日々深刻さを増しているようで少々気掛かりです。