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10周年記念本、出版決定!

ともくんのあれこれパリコレナンダコレ

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色鮮やかなアフリカンファッションみんなでアフリカンバティックを着よう~!

2019年のLVMH主催のファッションコンクールで、南アフリカ出身のテベ・マググが選出され、その後ケネス・イゼといったアフリカのクリエーターがパリコレクションに進出しました。その時は「これからアフリカが来そう~」なんて思ったのだけれど、最近のマググはショーではなく、プレゼンテーション形式でコレクションを見せるに留まり、イゼは昨年からショーの開催はしないと宣言してサーキットから脱落。

毎年ほんの少しだけ心待ちにしているクリスマスのイルミネーション反比例して年々ショボくなるビュッシー通り

つい先日、友人の紹介で日本からいらしたご婦人を1日だけ案内しました。前もって提出して頂いていた彼女の希望リストの中に、優先順位は低かったものの「エッフェル塔のイルミネーションを見たい」という項目が入っていました。 21時、22時、そして23時ピッタリの時間から5分間のみ、キラキラときらめくわけですが、 2000年から続いているのでもう見飽きてしまいました。

毎週末はアツアツです デモ行進の国、フランス

移民大国のフランス。良い言い方をすれば、多様性のある、様々な文化が融合する豊潤なメルティングポット。でもそれは建前でして、互いに拒否し合あうことで分断を引き起こしているという側面もあります。特にフランスは、ヨーロッパの中でもユダヤ人とアラブ人の占める割合が多く、それが社会を複雑化させる要因の一つでもあったり。

広告が街並みのアクセントに?パリの経済事情と景観

 中心地については、多くが19世紀以前の建築物で構成されているパリ。景観を守るための法律があり、建物の内側は改装できますが、通りに面する部分は取り壊せません。ということで、古い絵葉書や映画と比較しても街並みに大きな変化がなく、常に同じ姿。それはそれで良いのですが、大胆な発想による建造物が作れず、フランスでは建築自体が発展しなかったと主張する人もいます。

ちょっとやり過ぎ?なぜか日本を売りにするカジュアルブランド『セリオ』

 特に野球に興味のない僕ですが、毎回阪急阪神百貨店さんでの催事に参加してお世話になっている身としては、阪神の18年振りのセ・リーグ優勝のニュースは興味深く受け取りました。大阪にいた友人曰く、街は熱気に包まれ、特に阪急百貨店での特売は、「黒毛和牛が4割引」なんてのもあったりして、実に魅力的だったようです。

原材料節約?SDGs?ヴォルヴィックに見る切り詰め作戦

 6月のパリは日本の梅雨に似て湿度が高く、中々の暑さです。メンズのパリコレクション会期最終日は最高気温が33度にまで上がり、文字通り溶けそうでした。
それはそうと、暑い時期は涼をとるために日本茶をお茶パックに入れ、それを直接ヴォルヴィックのペットボトルに無理矢理突っ込んで冷蔵庫で冷やして飲んでいます。

ゴミの山?それとも…。パリの僻地・モントルイユの蚤の市

 ノアゼットプレスのポッドキャストでも触れましたが、パリにはクリニャンクール、ヴァンヴなど蚤の市が4ヶ所あり、中でもモントルイユの蚤の市はかなり特異な存在かもしれません。20年以上前は古い物を売る出店が多かったのですが、最近はシャンプーや電球、服やスニーカーなど、購買層を低所得者(自分も)に絞った現行生活用品が売られ、古物業者は隅に追いやられています。

急にもよおすと大変 トイレ探しに苦労するパリ

パリのトイレ事情。ノアゼットプレス編集長、吉野さんとのポッドキャストの番組中でも触れた話題ですが、30年近くパリにいて、これまでになかなか大変な目に遭っています。でも、長く住んでいると何とか折り合いを付けられるようになるのです。そうして日本にやって来た時にトイレの清潔さに感動できるわけです。