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ともくんのあれこれパリコレナンダコレ

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フランスの期待を一身に背負う新星クチュリエシャルル・ドゥ・ヴィルモラン

クチュール組合のモード学校を経て、ファッションに特化した高等教育機関であるIFMを卒業したばかりのシャルル・ドゥ・ヴィルモランという弱冠23歳の青年が、2020年にオートクチュールコレクションで華々しくデビューしました。華々しくなったのは、彼の色鮮やかな作風のせいもありましたし、憂いのある表情をした美少年だったことも大きく影響したことでしょう。でも、何よりもドゥ・ヴィルモランという名字がフランス人の琴線に触れることとなり、ファッション業界のみならず、仏メディア全体が注目をしたのでした。

6月のメンズのパリコレクション最優秀演出賞は独断でメゾンミハラヤスヒロに決定!

1990 ~ 2000年代のパリコレは、各ブランドが趣向を凝らした演出でショーを見せ、その出来栄えを競っていました。服よりも会場やセットの豪華さに重きを置くという極端な時代が続き、それはそれで本来の目的から逸れてしまい、悪しき傾向だったと思います。21世紀になってからは落ち着き、壮大なショーが少なくなっている昨今。

普及するかどうかは謎 在仏日本人のためだけではなくなった、パリのカラオケボックス

カラオケってそんなに得意ではないのですが、どうしても付き合わなくてはならない時があります。行く先は大体決まっていて、パリのリトル・トーキョーともいえるサン・タンヌ通り界隈。日本人が経営するカラオケボックスへと向かいます。

総面積3㎡フール通りの謎な店舗

入り口1m・奥行3mの店舗がフール通りにあります。実は、もう少し小さな店舗がサン・ペール通りにあるのですが、稼働している店としては、パリの中でも最小と言えるかもしれません。

日本と比べようがない程安いフランスのブルーベリー

日本で思う存分食べられないものとして筆頭に上がるのがブルーベリーです。写真のブルーベリーは、1パックに400グラム以上入っているのですが、パリ一安いとされるアリーグル市場だと、2パックで5ユーロ(約800円)しかしません。日本の方が野菜も果物も種類が豊富で、味も素晴らしいですが、ブルーベリーだけは価格的にフランスの方が魅力的。

普段入れない特別な場所でのショーパリコレの会場あれこれ

本誌ノアゼットプレスの著作『パリに住みたくなったら読む本』が出版され、僕もパリコレの会場について書いていますが、今回はその中で触れられなかったことを補足的に書きたいと思います。
 ちなみに写真は、今年1月にロエベのメンズコレクションのショーが行われた、フランス共和国親衛隊宿舎内の馬術練習場。

色鮮やかなアフリカンファッションみんなでアフリカンバティックを着よう~!

2019年のLVMH主催のファッションコンクールで、南アフリカ出身のテベ・マググが選出され、その後ケネス・イゼといったアフリカのクリエーターがパリコレクションに進出しました。その時は「これからアフリカが来そう~」なんて思ったのだけれど、最近のマググはショーではなく、プレゼンテーション形式でコレクションを見せるに留まり、イゼは昨年からショーの開催はしないと宣言してサーキットから脱落。

毎年ほんの少しだけ心待ちにしているクリスマスのイルミネーション反比例して年々ショボくなるビュッシー通り

つい先日、友人の紹介で日本からいらしたご婦人を1日だけ案内しました。前もって提出して頂いていた彼女の希望リストの中に、優先順位は低かったものの「エッフェル塔のイルミネーションを見たい」という項目が入っていました。 21時、22時、そして23時ピッタリの時間から5分間のみ、キラキラときらめくわけですが、 2000年から続いているのでもう見飽きてしまいました。

毎週末はアツアツです デモ行進の国、フランス

移民大国のフランス。良い言い方をすれば、多様性のある、様々な文化が融合する豊潤なメルティングポット。でもそれは建前でして、互いに拒否し合あうことで分断を引き起こしているという側面もあります。特にフランスは、ヨーロッパの中でもユダヤ人とアラブ人の占める割合が多く、それが社会を複雑化させる要因の一つでもあったり。