パリへ旅行に行きたい人、暮らしたい人のための情報紙 フランス情報フリーペーパー ノアゼットプレス

10周年記念本、出版決定!

10月号

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フランスで子連れでレストランに行くには?

「パリのレストランに子連れで行きたい場合どうすれば良いですか?」という質問をけっこう受けるのですが、私はいつも「子供が何歳でも連れて行けますよ。ただ、子供が大人と同じようにいれるのであればですが」と答えます。そう、フランスの場合、子供に対して年齢制限はしないのですが、レストランに行く場合はそこでのマナーを守り、周りに不快感を与えないのが最低条件となるのです。それはどんな事かと言いますと、大声を出さない、席を立たないという基本的なものはもちろんですが、大人と同じように最低メインを1皿注文するのもこれまたマナーの1つになっています。だってお店側は席を1つ用意するわけですから、1人分の料理をオーダーしてくれないと採算がとれないですからね。大人の料理を少しだけシェアして食べさせます。なんて言ったら、完全に白い目で見られます。

チョコパンはパンオショコラだけ

…じゃないんです☆学校帰りの子供たちは、よくざっくりとちぎったバケットに板チョコを挟んだものをママからもらって食べているのをみますね~。シンプルで絶対に間違いない‼ 焼きたてバケットなら最高です。

マスクつけてバカンスに行ってきたよ

 ボンジュール!すっかり秋色のノアゼット10月号ですが、夏のバカンスの話ですみません。マスク着用のいつもとはちょっと違うバカンス、わが家は南仏に2週間行ってきました!子どもたちがいると南までいっきに車移動は厳しいので、途中、リヨンで一泊。友人カップルと再会ディナーをし、夜の旧市街を散歩しながらたくさん笑って、翌日のお昼にはさらに南下を続け、ようやく目的地に到着!

ピーマンとパプリカ、謎が解けた!

スーパーで見る野菜の中でずっと気になっていたのはピーマンとパプリカだ。日本ではピーマンとパプリカという風に別々で売られていて、何が違うのだろうとずっと疑問に思っていた。フランス語からみるとちょっとややこしくて、「ピーマン」と言う言葉は、フランス語の「piment」(ピマン)と近くて、それが一般的にトウガラシ(辛いもの)をさす。だから初めてスーパーでピーマンを見た時に、えーこれがピマン(トウガラシ)なの?!と辛いものを想像していたが、食べてみたら全く辛くなくて、なんだ、「poivron」(ポワヴロン、ピーマンのこと)か!と驚いた。次にパプリカを見て、そこで疑問が生まれた。これもポワヴロンじゃないの?

フレンチ小学校入学したみたいーオンライン保護者会を終えて

6歳となったお嬢がフレンチインターナショナル小学校へ進学したのが9月初め。毎度のことですが入学式はなし。ていうか、初日1週間前まで「詳細は後程」ってメールで焦らされ、「学校説明会のURLを送ります」の予告を信じて待っていたらURL来なかった。周りのお母さんも「え?知らない」関心すらない。もしかしてURLってリンクのアドレスと思ってたけどウルトラソウルのことだった?ウルトラソウルも来てない。一応持ち物リストは2か月前に送られてきていて、上履きも給食袋もなし。代わりに「大きめの筆箱、色鉛筆の入った筆箱、語学用の筆箱、語学用の色鉛筆の入った筆箱」。筆箱多すぎィ。そして鉛筆はHBの指定。硬ァ。小学校一年生は2Bの時代は終わったのか……。で、初日から宿題が出ました。フランス語の詩の暗唱。有名なシャンソンらしい。「一年生になったら」位の朗らかなイメージでしたが聞いてみると、完全に美輪明宏先生路線。歌詞を意訳すると「夏休みの間、学校カバンは夢見ていた。クレヨンやノートを飲み込んで空を飛ぶ夢を。」フランス人は小学校一年からラビアンローズな空気感をまとっているのですね。

【2020年10月号】今月のフランスバカニュース!

‐国民連合(RN)党首マリーヌ・ルペンの娘(21歳)の家へ泥棒が侵入。だけど犯人は飼い犬が騒いだため即座に彼女のバッグだけ手にして逃亡。バッグは翌日現場からすぐのところで手ずかずで見つかった。犯人は彼女が前回の大統領選候補者の娘と知って犯行に及んだのかどうかは定かではないが、バックの身分証明書を見て驚いたかも。