パリへ旅行に行きたい人、暮らしたい人のための情報紙 フランス情報フリーペーパー ノアゼットプレス

10周年記念本、出版決定!

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他愛主義ほど怪しまれるものがない説

 人それぞれだとはいえ、我々人間は基本的に勝手な生き物である。交換レートと関係なく自分の懐に1ユーロも入らない限り行動を起こさない傾向は誰にでもある。所詮ノーギャラで動けるのは金持ちの特権で、響きの良い慈善パーティーだって裏を返せば減税やブランディングの話は必ず出てくる。無理もない。自分に何のメリットにならないことを人はなかなかやらない。初デートで堂々と奢る男に下心が必ずあるのもその例。懐の大きさを見せたらパンティーの中を見せてもらえると期待しない紳士はこの世にいないだろう。

パリでお気軽タパスバー

 パリでレストランと言えば前菜、メイン、デザートのフルコースが定番ですが、フランス人だって気軽にさくっと食べて飲みたい時があります。そんな時に行くのがタパスバー。小さなポーションで頼みワインを飲む。フランス人にとっての居酒屋?みたいな位置付けのお店です。パリにもこのタイプのお店がたくさんあり、いくつか行ったことがあるけれど、その中でもお気に入りなのがサンジェルマンデプレにある「Freddy’s」。こちらのタパスは素材が良くお値段以上。そして何と言ってもワインに合うものばかり。

フランス人激推し・直島へ行ってきた!徳島・大塚美術館も!

 ゴールデンウイークはアートの旅に行ってきました。第一の目的地は、日本に来たフランス人が口々におススメしてくる逆輸入観光地、アートの島、香川県直島。子供二人が疲れないよう、途中休みつつ向かうことにしました。まずは東京から京都へ。4年ぶりに会ったパリ友と山形有朋のお屋敷で川床ディナー。まだ夜はかなり寒く、キンキンに冷えてやがる氷に包まれた冬瓜のスープなど納涼を極めたコースを頂き、毛布を8枚借りて毛布ストックの底をつかせるという思い出深い一夜となりました。

子どもの学校の引率をしてみた

 ボンジュール! 今日は、小2の娘の半日の課外学習でオペラ座(オペラガルニエ)見学の引率をしたときのお話。何度訪れても飽きないオペラ座、引率の話をもらったときは喜んで引き受けた。フランスは比較的仕事の休みを取りやすいので、子どもの様子を見るために一度くらいは引率したいという親も多い。私も例に漏れず。

目指せ、循環型社会

 環境問題が重視される中、フランスでは廃棄物とサーキュラーエコノミー法が2020年に公布された。循環経済の実現に向けて、2040年までに使い捨てプラスチック製品から完全に脱出し、廃棄物の削減と再利用推進、計画的陳腐化への対策、消費者への明確な情報提供などがその大きな目標。具体的には例えば、公共施設での給水機設置の義務化、様々な使い捨てプラスチック包装や食器などの禁止、ゴミ分別のロゴ改善、一部の商品パッケージに修理可能性指数の記載などが実施される。

読者の皆様の声【100号記念号】

【Aさん(大阪府)】いつも楽しみにノアゼットを読んでいます。彼氏が昔、フランスで仕事をしていて、フランスが大好きで、毎月ノアゼットをもらってきてくれます。好きなコーナーは「スイーツ・ア・ラ・モード」と、紙面のオシャレなデザインです。先日は「お手軽おうちフレンチ!」のビシソワーズを作りました。コロナが終息したら、フランスへ行きます。その時はノアゼット片手に、まずはエッフェル塔に、そしていろいろな所に行きたいです。