100号配布中!フランス情報フリーペーパー ノアゼットプレス

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翻訳家レミのここが変だよ日本文学

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他愛主義ほど怪しまれるものがない説

 人それぞれだとはいえ、我々人間は基本的に勝手な生き物である。交換レートと関係なく自分の懐に1ユーロも入らない限り行動を起こさない傾向は誰にでもある。所詮ノーギャラで動けるのは金持ちの特権で、響きの良い慈善パーティーだって裏を返せば減税やブランディングの話は必ず出てくる。無理もない。自分に何のメリットにならないことを人はなかなかやらない。初デートで堂々と奢る男に下心が必ずあるのもその例。懐の大きさを見せたらパンティーの中を見せてもらえると期待しない紳士はこの世にいないだろう。

300年前に書かれたシナリオと今の東欧、その差。

 毎月第1水曜日にフランス全国各地で真っ昼間の静寂が突然破れる。数秒の間だけ、非現実的な音が鳴り響き、慣れてない者は皆必ず動きをとめて驚きを見せる。無理はない。あの特殊な音は本来戦争映画でしか聞きえぬはずのアラームだ。いわゆる空襲警報。

静寂と喧騒のあいだ

 留学をはじめワーキングホリデーや出張でフランスに来たことのある日本人は星の数ほど…いないと天文学者にすら言わせないほど、ネットはパリ旅を語るブログに溢れている。

期待を膨らませる冬至

 いよいよ2021年もとうとうと暮れてしまう。結局コロナとの闘いの終わりがいまだに見えず日本は再び鎖国化していく一方、フランスも国民の鬱憤が溜まるのみ。本来一年で一番楽しい時期なのに世界各国に漂う空気がかなり重い。近所のスーパーで雇われるサンタすらなかなか微笑まぬが、それは決して低給のせいでも自己診断でEDだとわかったからではない。

狂気の果てに救いのサンタがいる

 マスメディアは第6波が来るか来ないかで盛り上がっている中、フランス人は少しずつ通常通りの生活を取り戻しつつ、しつこいウィルスよりずっと高めの可能性でやってくるはずのクリスマスに向けて準備を始めている。

フランスの政治の面白さはネットフリックス以上

 現在のフランスのテレビを付けたら、もはや例のウィルスより政治の話題の方が取り上げられるようになった。あれほど毎日感染者数や医療系のドラマみたいに病院の話を聞かされていたのに、急にそういう情報が報道されなくなった。ここ一年半のブランクはなんだったのだろうかと不思議に思えるくらい。その理由は? 無論、来春にせまる大統領選に違いない。

フランスの最終兵器はただの女たらし?

 ジローズの「戦争を知らない子供たち」すら知らない子供達が多くなったほどこの時代は平和。だからこそ先日タリバンが怒涛の勢いでアフガニスタンの首都、カブールを制圧したのが世界的なビッグニュースになった。世界中の誰もが20年前に起こった9・11のことを鮮明に覚えているから急に「戦争」への恐れが甦ってきた。

英国紳士の裏にペテン師が!

 東京オリンピック。本来、それを機に忙殺されるほど通訳や翻訳の仕事ができたらいいなとは数年前から密かに思ってはいたが、結局世界中を狂わせたコロナのせいで日本に行くことさえ許されずその待ち望んでいた開会式を片耳の遠くなった犬と共にノルマンディの実家で見ました。

フランス戦後最も人気だった女子キャラの行方

 子どもの頃は誰もが影響されやすい。親や兄弟をはじめ、先生または同級生やアニメからも学ぶことは多い。誰にも借りを作らず一人でこそこそ働き出世する経営者の姿は米国で成功者の見本として掲げられがちかもしれないが、子どもはやはり周りから助言や助けを得てこそ一人前の大人になるのだ。

サンタの幼馴染は指先をかじるジジィ?

 都市伝説は大体バカげているとはいえ、鳥肌を立たせながらもなぜか人を魅了する。種類も星の数ほどあるし、どこに行ったって必ず出会える。たとえ都市からだいぶ離れた、吉幾三が必死に出たがるような村に住んでいる人も絶対にこういう話を耳にする。