パリへ旅行に行きたい人、暮らしたい人のための情報紙 フランス情報フリーペーパー ノアゼットプレス

10周年記念本、出版決定!

ともくんのあれこれパリコレナンダコレ

フランスでPCR検査の有料化がスタート ~ワクチン未接種者の受難は続く~

 9月の半ばに3週間ほどパリに戻りましたが、ワクチン未接種の僕は中々大変な時間を過ごすことになりました。衛生パスポートの提示が義務化されていても、僕の場合、普段からカフェやレストランへ行かないので苦労しません。でも、問題は9月末から開催されたパリコレです。会場が屋外の噴水だったり(リック・オウエンス)、それがたとえ森の中の草原だったりしても(クレージュ)、衛生パスポートの提示が必須となったのでした。衛生パスポートとは、ワクチンを2回接種している人、PCR検査を受けて3日以内の人もしくは抗原検査を受けて2日以内の人、すでに感染して復帰した人、以上の3種に当てはまる人が欧州連合から賦与されるQRコードを伴う書類のことです。

たった一週間。諸々をあきらめた夏のパリ滞在。

 パリに拠点を移してから27年が経ちます。最初の3年は学生で、以降はジャーナリストという立場で住み続け、警察での滞在許可証の更新は毎年。更新手続きの際には、書類の不備などで難癖をつけられるため、その度にストレスを感じてきました。

元ランバンのデザイナー アルベール・エルバス逝く

 4月24日に、アルベール・エルバスがコロナ感染により亡くなりました。数々の美しいコレクションを発表して、低迷の一途を辿っていたランバンを救い、一つのジャンルと時代を築いた偉大なデザイナー。2015年にランバンを去って以降は、様々なブランドとコラボレーションしていましたが、リシュモン傘下に新しいブランド、AZ

フェイスブック 友達リクエストの悲喜こもごも

 フェイスブックに登録して12年が経ちますが、人との繋がりが大事な職業ゆえ、お友達の数も結構な数に達しています。そうなると、共通の友人というのが鼠算式に増えて行き、そこには得体のしれない有象無象が入り込む隙を与えることになります。こればかりは仕方がない。

コロナ禍でも頑張ったパリコレ でも次回は…?

9月末にパリコレが行われました。コペンハーゲンやニューヨークなど、他都市のデザイナーが発表の場をパリに移したため、最終的に参加ブランド数は80以上に。でも実際にショーを行ったのはたったの18ブランドしかなく、何となく不穏な空気が流れていたことは否めません。