パリへ旅行に行きたい人、暮らしたい人のための情報紙 フランス情報フリーペーパー ノアゼットプレス

10周年記念本、出版決定!

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あるシングルパパのお話

ボンジュール、ちはるです。今回は、仲良しシングルパパのお話。フランスの典型的パターンで、子どもたちは一週間ごとにパパとママの家を行ったり来たりの生活です。2人がお別れして一年半ですが、実はパパママどちらとも交流が続いていて(彼ら自身もそのことは知っている)、特にパパとはけっこうな頻度で家に招待し合う仲。わが家のフランス人いわく、「パパとしても男としても完璧」な彼。男が言うんだから、本物。見た目も性格もいいし、料理だってお菓子だって作れちゃう。スポーツも得意、日曜大工も得意、ユーモアセンスも抜群。シングルになった彼をオンナが放っておくわけがない!なレベルです。

初体験な組み合わせ♥にオドロキ!

夏には緑が広がっていたお気に入りの公園もすっかり色が変わって茶色と黄色のグラデーションで落ち着いた雰囲気。歩くとサクッサクッ軽やかな音。さすがの私もな~んとなくセンチメンタルな気分になっちゃうのですが!足元に落ちている栗をみるとや~っぱりスイーツへ気持が飛んでいくんですよね~。

フレンチ小学校のハロウィンパーティ

長女が小学校に入学し初めての個人面談が開催され、夫が行ってきました。「どうだった??」「バッチバチで終った」。は???ベテランなマダム先生は長女のフランス語の語彙が少なすぎる、家で家庭教師を付けろ、と言ってきたそうで、夫は「俺の娘を信じろ、心配するな」と言って帰ってきたそうです。その自信はどこから……?先生に説教するってどういうこと……?理系だからか千葉出身だからか運動部出身だからか、私には理解できない自信と闘争心が沸き上がる夫ですが、内心心配しているのかその日の夜から宿題を1時間くらい子供と一緒に取り組むように。とはいえ、宿題ノートを読みながら毎晩夫婦で、「これ、ここに書き込めって意味かな?」「これ、切って貼れってこと?」かなりファジー。教科書の知らない単語を辞書で調べても「何度調べても『死に際の息切れ』って出てくる」。「これ、『殴り殺す』だって……」。物騒すぎる小学校一年生の授業に震えています。面談の最後には「フランス語の補習を受けさせます」という書類にサインさせられました。正直、書類の文章よくわからずにサインしちゃったので、壺を買っているかもしれません。

子連れも大歓迎のミシュラン1つ星レストラン。

家族旅行だからって、レストランでの美味しい食事は諦めたくない!フランスは基本子連れでもレストランはOKなのですが、もし地方に行ったら狙うべきはミシュラン店。なぜなら地方のミシュランレストランの多くが、パリに比べてかなりお手頃価格だし、家族連れが多いせいか、子ども用のメニューを用意している率が高いのです。

フランスで子連れでレストランに行くには?

「パリのレストランに子連れで行きたい場合どうすれば良いですか?」という質問をけっこう受けるのですが、私はいつも「子供が何歳でも連れて行けますよ。ただ、子供が大人と同じようにいれるのであればですが」と答えます。そう、フランスの場合、子供に対して年齢制限はしないのですが、レストランに行く場合はそこでのマナーを守り、周りに不快感を与えないのが最低条件となるのです。それはどんな事かと言いますと、大声を出さない、席を立たないという基本的なものはもちろんですが、大人と同じように最低メインを1皿注文するのもこれまたマナーの1つになっています。だってお店側は席を1つ用意するわけですから、1人分の料理をオーダーしてくれないと採算がとれないですからね。大人の料理を少しだけシェアして食べさせます。なんて言ったら、完全に白い目で見られます。

チョコパンはパンオショコラだけ

…じゃないんです☆学校帰りの子供たちは、よくざっくりとちぎったバケットに板チョコを挟んだものをママからもらって食べているのをみますね~。シンプルで絶対に間違いない‼ 焼きたてバケットなら最高です。