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10周年記念本、出版決定!

レストラン

女性シェフが作り出すエレガントな料理

 実力のある若いシェフ達がその腕と自信だけを頼りに次々にレストランをオープンし、いまやグルメエリアになっている9区のサンジョルジュ界隈。そんな中でもミシュランを獲得した女性シェフの「Lʼinnocence」は少し格別な存在。野菜を知り尽くした彼女のエレガントな料理を求め連日満席の人気店。特に週2度しかないランチは予約がなかなか取れません。

コスパ抜群の星付きランチ

 7区の裏道にひっそり佇むレストラン「Auguste」は、何年もミシュラン1つ星を維持し続けている知る人ぞ知るレストラン。こちらのお店の凄いところは、ミシュラン獲得当初からランチメニューの値段が上がっていないこと。これはなかなかめずらしい。

パリでお気軽タパスバー

 パリでレストランと言えば前菜、メイン、デザートのフルコースが定番ですが、フランス人だって気軽にさくっと食べて飲みたい時があります。そんな時に行くのがタパスバー。小さなポーションで頼みワインを飲む。フランス人にとっての居酒屋?みたいな位置付けのお店です。パリにもこのタイプのお店がたくさんあり、いくつか行ったことがあるけれど、その中でもお気に入りなのがサンジェルマンデプレにある「Freddy’s」。こちらのタパスは素材が良くお値段以上。そして何と言ってもワインに合うものばかり。

メキシコ人シェフが生み出すフュージョン料理

 凱旋門のすぐ近く、小道を入ったところにある小さなレストラン「OXTE」。メキシコ人シェフが経営するミシュラン1つ星レストラン。メキシコの食材を上手に取り入れたガストロノミーは、例えばトウモロコシの皮のバターだったり、アボカドを使用したデザートだったり。今までなかった新鮮な感動を与えてくれます。最後にピリッと辛さが残るお料理が多いのもメキシコならでは。

フランス産の日本酒 WAKAZEを飲んでみたけれど・・・

 今年9月半ばにフランスに戻った時のお話。仲の良い友人宅にお呼ばれしたので、持参するお酒を買いに近所の酒類販売チェーン店のニコラへ行きました。ワインやシャンパンはありきたりだし、そもそも飲み飽きているし、何か面白いものがあれば、と思って行ったのですが、割と特殊なものも貪欲に取り入れる姿勢を見せている二コラはその期待を裏切りません。日本酒のWAKAZE(ワカゼ:和の風から来ているそう)がそこに。