前を通るといつも賑わっていて、いつか行ってみたいと思っていたレストラン「Le Bizetro」。先日思いきって伺ったら、予約なしじゃだめだよーと撃沈。改めて予約を取り直して向かったお店です。でも、行って納得。これは予約必須! だって居心地が良いのですもの〜。お店の雰囲気がいかにもフランス・パリの下町のお店って感じで、いるだけで気持ちが盛り上がってしまいます。

前菜のネギのビネガーソース。いくらでも食べてしまうほど美味しかった!。


 こちらで頂けるのは王道ビストロ料理、看板にずらーっと書かれたメニューから選んだ前菜はネギのビネガーソース、これがね、シンプル極まりない!けど美味しい。くせになる程美味しい。実際にこれがまた食べたくなって1週間後にこのお店に戻ったくらいです。だってソースが濃厚だけどくどくなくて酸味甘味、そしてマスタードの辛味が絶妙。ネギのスッキリとした味にしっかりとパンチを加えていて、エシャロットとハーブの薬味も良い〜。

どかんと豚のスネ肉。大きいけれど皮が分厚いので食べる箇所はそこまで多くはありません。けっこう癖があるお味で私はちょっと苦手でした。残念ながら。

 メインはこの日のおすすめ豚のスネ肉。どっしりボリュームたっぷりのお肉は豚本来のお味と塩がメインで煮込まれたあっさり仕込み。脂が多い部位なので、それくらいがちょうど良い。お肉はほろほろとろとろ溶けていくほど柔らかい。ただ、余計な調味料を使っていない分、かなり豚の臭みが感じられてしまうのが残念だったな〜。

デザートのリンゴのクラフティー。このお店に来たらこれ!というくらい人気のデザートとのこと。甘さと酸味が絶妙で美味しかったです。


 デザートにはリンゴのクラフティー。これがしっとりとした生地に甘酸っぱいリンゴの味がマッチしていてキャラメルソースの風味も高く最高の美味しさでした。お料理のお味は当たり外れがあったけれど、お店の居心地の良さがあるから今後リピート間違いなし。連日混んでいるのも納得なそんなレストランなのでした。


Le Bizetro

住所 6 Rue Georges Bizet 75116 Paris
電話 01 47 23 85 41


マダム愛

東京で知り合った仏人男性に連れ去られ、気が付けばパリジェンヌとやらに。パリのレストランと生活、2つのブログを書いてます。

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