パリ7区。その中でも閑静な住宅地に突如現れたビストロ「Rosemarie」さん。懐かしいような新しいような、そんなお料理が食べられると聞き、さっそく友人とディナーに行ってきました。お店の雰囲気は、パリのカジュアルなビストロそのもの。でも、ごちゃごちゃはしていないので、居心地は悪くない。

いかにもパリらしい雰囲気の店内。けっこう広々。


 この日の前菜に頼んだのはマスのマリネとお野菜のピクルス。これがね、酸味が強すぎてマスの味が完敗。ピクルスも酸味の中に旨みとかあればまだ良かったのだけれども、ただ酸っぱいだけのお皿だったので、食べづらいのなんのって。もう少しマスの量が多かったらバランスが取れていたのにな。

前菜のマスのマリネとピクルス。これがもう酸っぱい!の一言。前菜として1皿頂くには辛くすら感じた1皿。もっとマスの量を増やして欲しかった。


 メインはホタテのグリル、こちらのお店のスペシャリテらしい。ホタテは思ったよりも身が小さめだったのが残念だけれども、焼き加減が良く、中が微妙にレアでそれはそれで美味しかった~。焦がしバターのこんがりさもクセになる、強いて言うなら味付けが少し濃すぎて、ホタテの本来の甘味を殺してしまっていたな。これは日本人だからそう思うのかしら? ただ、ホタテを焼いたバターソースがパンに最高! これだけでいくらでもパンが食べられてしまいます。気がついたら前菜とメインで足りなかった分をひたすらパンで穴埋めという終わり方になってしまいデザートにはいけずに終了です。

メインのホタテ料理はとてもシンプル。バターたっぷりで美味しかったけれど、ホタテ5個で30ユーロはなかなかなお値段。だってお腹いっぱいにならないもの。


 こちら、ものすごい高評価だと聞いていたので期待しすぎてしまったのかな。それとも頼んだ料理がだめだったのか!? ただ、静かな場所にあって広々しているので、そう言った面では使い勝手が良いかもしれません。


マダム愛

東京で知り合った仏人男性に連れ去られ、気が付けばパリジェンヌとやらに。パリのレストランと生活、2つのブログを書いてます。
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