以前からずっとチェックしていたレストラン「Le Mermoz 」さん。それが突然人気のパリ紹介サイトで2023年度パリのbest50レストランの8位に入っていたものだから、これはすぐに行かないと予約がとれなくなってしまう!と、その1週間後にはランチに伺っておりました。


シャンゼリゼ通りからちょっと入った裏道にあるこちらは、観光地の雰囲気は無くお客も地元のサラリーマンが中心。まずテーブルに着くと昆布茶でウェルカム。ほっとする。確かにほっとする。けど、パリっぽくは無い。メインに私はイワシを、友人は鯛のカルパッチョを。このイワシがねぇ、固くてパサパサだったの。それをあっさりとしたキューリに合わせているから、何を目指しているの?と言うくらいそっけない前菜になっていました。友人はカルパッチョ美味しかったのかな?


 メインに頼んだ舌平目が、これまた味が無くて水っぽい。淡白なお魚なのはわかってはいるけれど、もうちょいソースにアクセントをきかせてくれても良いものを。それに対して付け合わせのパプリカは甘苦過ぎて、その味しか感じないメインになっておりました。でも、それ以上にインパクトがあったのが友人のひと皿。運ばれて来た瞬間、私達の動きが止まりましたよ。真っ黒。ソースがバルサミコだから黒いのは仕方がない?と思ったけれど、シワシワのお野菜を見たら焼き過ぎなのは一目瞭然。これで普通のビストロより断然高いお値段だったので、残念さしか残らない。期待し過ぎてしまったのかしら。こんなこともあるよねと勉強になったレストラン訪問だったのでした。


Le Mermoz

住所 16 Rue Jean Mermoz 75008
電話 01 45 63 65 26
https://www.lemermozparis.fr/


マダム愛

東京で知り合った仏人男性に連れ去られ、気が付けばパリジェンヌとやらに。パリのレストランと生活、2つのブログを書いてます。

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