韓国人シェフが作り出す創作フレンチの店

シンプルな白身魚は柑橘系のソースと一緒に。酸っぱいだけでなく苦味も活かしたソースでかなりさっぱりとした一品に。

 私がレストランを選ぶのによく参考にしているGoogle map。そこで脅威の評価4.9をここ数年維持し続けていて、とても気になっていたレストラン「Perception」。韓国人シェフによるフランス料理のお店です。昔ソウルで高級フレンチ料理を食べた時、どのお皿にも韓国独特の調味料が使われていて、それが隠し味のようで全然隠しきれてなくて、でもそれはそれで美味しかったのでここもそうなのかな~? と思ったらまったくそんなことはなく、むしろさっぱりすっきり系のお料理ばかり。
 前菜はリコッタとカリフラワーを使った軽い口当たりだったり、お魚にはたっぷりの柑橘類を合わせて酸味のあるさっぱり風味だったり。調味料ではなく食材に韓国のものを使ってはいたけれど、かなりモダンフレンチ寄りのお味でとってもお上品。全てが上手い具合に混ざり合い誰もが好む味になってました。きっとシェフなりにフランス人好みのフレンチを研究し続けているのだと思います。それゆえ、この評価の高さなんでしょうね。
 私が勝手にちょっとピリ辛だったりコチジャンを使ったりしているのかな? と期待してしまったのでその分、ちょっと残念でしたが、良い意味で「普通に美味しい」こちらのレストラン。この辺りで行くお店に迷ったら一度足を価値があるし、後悔はしないと思います。

広々スペースのあるオシャレな店内は居心地最高!

かぼちゃのスープに温泉卵。甘辛いクランブルがアクセント。

マンゴーを使ったデザートは蜂蜜の優しい甘さでほっこり。

今月のお店

Perception

53 Rue Blanche, 75009 Paris

01 40 35 78 32

今月のハート

総合 3.5

料理

3

ドリンク

3

サービス

3

雰囲気

4

コスパ

4

マダム愛


東京で知り合った仏人男性に連れ去られ、気が付けばパリジェンヌとやらに。パリのレストランと生活、2つのブログを書いてます。