翻訳家レミのここがびっくり世界文学
ジャパンサウンドが轟くパリの飲み街

後日本の音楽史は非常に面白い。演歌歌手やアイドルはもちろん、ポップやフォークシンガーも多く、結局昭和を連想させる歌をあげ始めたらキリがない。カラオケに行ったことがある限り、日本人ならきっと誰も否定できないだろう。 個人的 […]

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権力は不思議なものだ

筋斗雲(きんとうん)に乗れるほど心が綺麗な方まで狂わせたり、逆にそいつを失わないよう友人や家族を犠牲にして不条理な行動に出る人も少なくない。まぁそうこないと大抵のハリウッド映画や戯曲もつまらないものになってしまう。だって […]

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ゆるキャラにより相応しい座を

夏が終わってしまう。それぞれの季節にはもちろん良いところがあるとしてもやはり大抵のフランス人にとってバカンスに相当するこのサマータイムが終わるとブルーな気分になる。日本みたいに毎週のようにお祭りがある訳ではないが、今回は […]

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いよいよ、始まった。

何がって? 1990年から毎年夏に必ずやっている「フォール・ボヤール」という、フランス西海岸の大西洋に浮かぶ要塞を舞台にした超人気アドベンチャーゲームショーの放送。老若男女問わずフランス人は誰だって見たことがあるはず。そ […]

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ガラガラ奪われた若き王の怒り

 フランスでは選挙タイム。また? と思われるかもしれない。無理もない。三週間前は欧州議会選挙が終わったばかりだ。しかももうバカンスシーズンに入っていたから、休みを何より大事にすると思われがちのフランス人はてっきり何もかも […]

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時代を反映させていた魔法の箱

テレビが普及し始めてからかれこれ70年近くが経つ。その間にどの出来事があったかを軽く振り返るとわりと長い期間である。和暦で言うと年号が2回変わった。以前は新聞とラジオに頼っていた人間は現在、基本的にテレビではなくネットから情報を得る傾向にあるが、配信サービスの延長で画面の時代が終わったとはまだ言えないような気がする。

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人を跪かせたり踊らせたりするパワー

アイドルと言うと大抵の日本人は当然のように雑誌の表紙を飾るアーティストを連想するだろう。無理はない。数十年前から歌や踊りで世代関係なく大勢の人に夢を与え続けてきた無数の若者がこう呼ばれてきたからだ。

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「スポーツを街中に」ならスリはウチ、福は外か

2024年パリ五輪の開幕まで4ヶ月を切った。にもかかわらず、主催地のあちこちの工事が進む気配を全く感じないせいか、世界中のスポーツ好きが最も待ち遠しいイベントを殆どのパリジャン
はイマイチ実感しないだろう。

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ハイボールで始まった革命

 フランス人は水のようにワインをガブガブ飲むイメージを持っている日本人が非常に多い。もう少しで諭吉と交代して紙幣市場に堂々と登場する渋沢(栄一)はどうやら当時仏人が飲んでいた葡萄酒を生き血と錯覚していたらしい。

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大臣より賢くなるコツ

今年の大河ドラマの放送とほぼ同じタイミングでパリの美術館*で源氏物語の特別展が始まった。それをきっかけに売れている作家や人気俳優等は取材を受け、この古典の中の古典がいかに影響を与えたのかをベラベラ喋ったりするが、皆同じようなコメントしかしないので、実際のところで本当に読んでいるのかなと疑問に思っている。

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発明の元は基本、欲である

 科学の進歩のおかげで人類はとんでもないことをやり遂げてきた。
宇宙ロケットはもちろん、ウォッシュレットもなかなか役に立つものだが、4DのAV映画まで作りやがった。本当にすごいぞ、人間ってやつは。欲に満ちすぎていて惑星ひとつだけで満足するはずがなかった。常に新しい道を開こうとするから。その延長でトイレットペーパーよりケツをもっと清潔にする方法が見つかるのは当然、時間の問題だけだった

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円卓の魅力より一人飯の自由

ご飯は基本的に誰かと一緒に食べた方が良い。当たり前のようだけど勿論、例外が腐るほどある。口臭も冗談も同じぐらいキツい上司や武勇伝をやたらと語る同僚、或いは自分の配偶者の浮気相手とかになると供食のメリットはだいぶ薄くなるのだ。

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