最初から最後まで感動し続けたレストラン
美しいアミューズブッシュ達は可愛いだけじゃありません。口に入れたとたん、その旨みがパッと口中に広が
ります。
観光客があまり行くことのないパリ9区は美味しいお店の激戦区。そんな中でも、とびきり美しくて美味しいお店を見つけてしまいました。
そのレストランが「Chenapan」。こちらははまだOPENして1年の若いシェフとスタッフによるパリでよくある流行りのスタイルレストランです。
ランチは2種類から選べるどちらもフルコースだったのですが、せっかくだから多めの5皿(79ユーロ)を試してみました。これが大正解! 最初から最後まで美味しい! の連発! ひと皿も逃したくないくらいのレベル! アミューズブッシュから斬新で、ひと口食べてここは美味しいと確信。その後にやってくる美しい前菜達。どれもほっとする味がしたのは鰹節やら海苔やら出汁を使っているから。
メインのお魚はノワゼットの香ばしさと焦がしバターのコクと、もう、なんとも言えない魅惑のお味。お肉はシンプルだけれども絶対に誰もが好きであろう、万人に愛される味。それが嬉しい。デザートは、初めて食べるけれども懐かしい気もするのは焙煎した麦が香るひと皿だからかな。最後のお茶菓子だって繊細な甘さと口溶けで、いくつでも食べられる! ってくらい美味しかったです。これはもう間違いなく胸をはっておすすめできるレストラン。
場所がアクセスしにくいのが少しマイナスポイントではあるけれどそれでも行く価値がある、そう思えたお店なのです。
清潔感が溢れる店内。窓越しにキッチンがあり、
シェフの料理姿が見られます。
テーブルにお花が咲いた!? こちらはベトラーブの前菜。隠し味がなんと鰹節!
お魚料理をここまで美味しく感じさせてくれたのは
このお店が初めて! と言うくらい最高のひと皿でした。濃厚なソースが忘れられません。
今月のお店
Chenapan
28 Rue Louise-Émilie de la Tour d’Auvergne, 75009 Paris
0145239913
今月のハート
総合 4.5
料理
5
ドリンク
4.5
サービス
4
雰囲気
4
コスパ
4
マダム愛
東京で知り合った仏人男性に連れ去られ、気が付けばパリジェンヌとやらに。パリのレストランと生活、2つのブログを書いてます。
連載中コラム
- Blog『 マダム愛の徒然パリ日記 』
- Blog『 マダム愛のアパートの鍵貸します 』