《スペシャルイベント》パリ在住アンティーク商トモクンに訊く!パリ蚤の市巡り・勝手にお宝鑑定

2024-10_event01

2日間にわたるノアゼットプレスの初イベントには、パリ在住30年であり、蚤の市のエキスパートとして著書も多数あるトモクンに会いに、たくさんの参加者が来場してくださいました。学びあり、笑いありの様子を編集部がリポートします!

トモクントークの後はアペロタイム

9月7日・8日の週末、イベントが行われた目黒区緑が丘の「ギャラリーyururi」さんには、オープン前から参加者が続々到着。ギャラリーではトモクン主催の蚤の市が同時開催されていたため、お買い物に来ていたお客様もいて、会場は最初からすごい熱気でした。

 イベントは時間通りにスタート。まずは「パリの蚤の市」についてトモクンのトークが始まります。1日目はクリニャンクール、ヴァンヴ、アリーグル、モントルイユの4大蚤の市について説明。現地の人しか知らないようなレストラン案内があり、参加者から質問や、ツッコミも入ってきます。参加者にはフランス好きの方が多く、パリ五輪を現地で見てきた方や、今夏パリへ旅行に行った方もいました! お値段高いのに、皆さん優雅~!

 2日目は、参加者に簡単な自己紹介をしてもらいました。「フランス語の語学学校に通っていて…」「フランスの化粧品の輸入に関わっていて」「コンテチーズが食べたくて…」など、参加した理由は様々。トモクンがアンティーク商になった理由や、最初はデザイナーを目指していたことなど、編集部も知らないトモクンの秘密が明かされていきます

 みんながリラックスしてきたところで、お待ちかねのアペロタイム。1日目には、コンテチーズ生産者協会から采うねめ女宏美さんにお越しいただき、コンテチーズのクイズや、おいしい食べ方など丁寧に教えてもらいました。ソムリエさんに選んでもらったワインを飲みながら、コンテの味と香りを堪能~。2日目は采女さんがいない中、トモクンと編集部がうろ覚えの知識を披露しあい、ワインをガブ飲みして場を紛らわしました…。コンテについては采女さんにいただいたパンフレットでおさらいしてくださいませ! すいません。

まさかの3ケタ値段は、昭和のアレでした!

さて、後半は「お宝鑑定」! 2日間とも、お宝を持ってきてくださった方がたくさんいらっしゃいました。本当にありがとうございます。

 どの品物もとても状態がよく、美しく、時にオモシロい物ばかり。中には、ナポレオン三世時代の物や、ご先祖の持っていた留学先の持ち物など、思わず歓声のあがるものも! 2日目のトリを飾ったのは何と昭和の「ビックリマンシール」100枚。正規品と偽物が混じっているも、実は偽物も高値がつくことが判明。専門外だけれど、と言いながらもトモクンが鑑定したところ3ケタの値段が付きました。これには参加者みんながビックリ。

 お宝鑑定の後は、ちょっとしたおつまみとワインでささやかな懇親会を開きました。皆さんのフランス体験談や、フランスとの関わりのお話を聞いていると、これからもノアゼットプレスを皆さんと一緒に作り上げていきたいという気持ちになりました。

 最後になりましたが、司会を快く引き受けてくださったライターの妹尾優子さん、トモクン、そして参加者の皆さん、ありがとうございました! またお会いしましょう。