編集部おすすめPetit Voyageマルセイユ編

人物の絵より船の絵の方が
多い!

仏の大都市でありながら、ニースやカンヌなどに比べて日本ではあまり取り上げられることがない街、マルセイユ。一体どんな街なのか、小旅行に行ってみました!

ものすごい風でみんなの帽
子が飛ばされていました。


 マルセイユに住む友人が「まずはここ」とおススメしてくれたのは、ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂(Basilique NotreDame de la Garde)。マルセイユの丘の上にある世界遺産の教会です。地図で見ると近いのだけど、とにかく急坂なので要注意。でも、登り切った先では街が一望でき、一見の価値あり。
 教会の中はパリのノートルダム大聖堂と似たようなもんかな、と思ったら大間違い。黄金のモザイクで埋め尽くされ、縞々のアーチが超独特。さらに壁にはビッシリと船の絵。さらにさらに、天井からモビールのように釣り下がるミニチュア船。船乗りさんのための教会でありました。

あまり人気がないのも伝統
菓子あるある……。

お土産屋さんも充実していて、キリスト教関連のものから、マルセイユ特産品までカバー。マルセイユ発祥のオリーブオイルとオレンジフラワーウォーターを使った菓子、ナベット(Navettes)もありました。
 ちなみに大事なトイレ! ありましたよ! 1€をクレジットカードで支払い、自動改札を通過してトイレに入るという、突然のハイテク仕様。有難い。
 帰りは青と白のプチトランで街へ戻れます。一人4€。ベルトもなけりゃ、出入り口チェックなどないので、急坂を落っこちそうになりながら、気持ちいい風の中、街を通過できます。

急な坂もスイスイ!ジャング
ルクルーズ気分です。