JUNKOのフランス探検【ペタンク編】

南フランス発祥と言われているスポーツ「ペタンク」を知っていますか? ルールを簡単に言うとコショネと呼ばれる目標球に向けて、ボール(ブール)を投げ合い、相手より自分のボールを近づけることで得点を競うゲームです。今回はペタンクをされているお二人に取材してきました。
Q1. どのくらいの頻度でペタンクをやっているの?
Q2. ペタンクを始めたきっかけは?
Q3. 誰とやっているの?
Q4. ペタンクの魅力って何?
仏人男性 Eさん 43歳
Q1. 年に1回くらい
Q2. 5歳のとき、家族の食事会で
Q3. 家族
Q4. 球と少しの広場、場所さえあればどこ
でもできること。スポーツが苦手な人も参
加でき、老若男女が参加できるよ!
仏人男性 Jさん 70歳
Q1. 週に3回か4回
Q2. 10歳のとき、家族がやっていたから
Q3. 家族や近所の友達とやっているよ
Q4. 仲間で一緒にやれること。下手でも上手でも昼でも夜でも集まっておしゃべりしながらできること。
散歩代わりの一発勝負
ペタンクは南フランスの人々にとって、まさに気軽な余興。冷えたロゼワインを片手に、ほろ酔い気分でも楽しめます。家族や親戚での食事会のあと、散歩代わりに一勝負といった感じで始まります。地元の公園や、ペタンク用に整備された街中の広場では、定年退職後のおじさんたちが集まり、ペタンクを楽しんでいる光景をよく見かけます。
私のペタンクデビュー体験談
10年前のクリスマス、親戚の家でお昼ご飯をたくさん食べて飲んで、すっかりお腹いっぱいに。その後「ペタンクをしよう!」ということになり、これが私のペタンクデビューとなりました。南フランスの田舎ではよくある風景で、家の前のあぜ道に、木の棒で即席のラインを引いて、ゲーム開始。車が来たらゲーム中断。まさに“南仏プロヴァンスあるある”です。ボウリングが好きだったこともあり、意外と玉を投げるのが上手だと褒められました。
JUNKO
日本の百貨店勤務を経て、南仏へ留学後に仏人男性と結婚。日本語教師としてたくさんのフランス人学生を育ててきた。最近パリへお引越し。まだ知らないパリを探索しています。
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