パリ郊外、森の中の小さな街にあるミシュラン店

可愛らしい外観にうっとり。
パリは美食の街として知られていますが、都心を少し離れた郊外にも実は名店が点在しています。先日訪れた「L’oree de laForet」は、その中でも特に印象深い、森の中を抜けた小さな町の奥にあるシャトーレストラン。外観は可愛らしい小さなお城のようですが、一歩足を踏み入れるとモダンで洗練された空間が広がり、ここは間違いないと感じさせるセンスの良さに心を掴まれます。
この店のこだわりは、自家菜園で育てる野菜をふんだんに使った料理。どの皿にも新鮮な野菜がたっぷりと盛り込まれ、味わいに柔らかな奥ゆきを与えています。最初に供された可愛らしい前菜は、香ばしいサクッとした生地に濃厚なクリームが絶妙に合わさり、店特製のシャンパンカクテルとの相性も抜群。マグロのタタキは柑橘と香草の組み合わせが爽やかで、白身魚はふんわりした身に香り豊かなバターソースが絡み、心地よい調和を感じさせます。火入れが見事な羊のソテーは臭みがなく、たっぷりの野菜と合わせることで軽やかな後味に。
前菜からメインまで比較的さっぱりと構成されているため、チーズプレートまで飽きずに楽しめるのも計算の上。名物のミルフィーユは、思わず「クリームよりもパイ生地が主役!」と言いたくなるほど生地が秀逸で、私のレストラン経験の中でも記憶に残る逸品でした。
パリ近郊へドライブする予定があるなら、ぜひ訪れてほしい一軒。自然に囲まれた魅力的な空間で、丁寧に作られた料理とともに特別な時間が過ごせるレストランですよ。

ここのスペシャリティという魚の骨のような形のアミューズブッシュはイカ墨を練り込んだクラッカー生地にタラマをはさんだものでした。

チーズプレートに使われているコンフィチュールもこちらの自家製なんだとか。

魚料理はバターソースと。

いくらでも食べ続けられる!と思ったミルフィーユ
今月のお店
今月のハート
総合 3.5
料理
3.5
ドリンク
4
サービス
4
雰囲気
5
コスパ
3.5
マダム愛
東京で知り合った仏人男性に連れ去られ、気が付けばパリジェンヌとやらに。パリのレストランと生活、2つのブログを書いてます。
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