『ベリー公のいとも豪華なる時禱書』
今回は「世界で一番美しい本」と言われ、当時最高の技術と材料を使って制作された贅沢な時禱書を紹介しましょう。希少なラピスラズリやコチニールなどを使って羊皮紙に描かれた絵画と挿絵が収められている時禱書ですが、これはローマカトリック教会のキリスト教徒のための祈りの本で、聖務を表した日課書です。
エリザベス女王も来訪 1730年創業の老舗菓子店ストレー
歴史的に、イギリスとの仲は微妙な感じのフランス。最近では欧州連合からイギリスが離脱し、ますます溝ができた感があります。でも、故エリザベス女王はフランス語を流ちょうに話し、生前何度も来仏していたため、仏国民からも親しまれ […]
『貴婦人と一角獣』より『我が唯一の望み』
伝ジャンディーブル 6点の連作であるこのタピスリー(織物)「貴婦人と一角獣」は、15世紀――中世とルネッサンスの間に制作され、「クリュニーのモナリザ」と呼ばれているそうです。今回紹介するのはその中のひとつ「Mon Se […]
偉大なる監督の断末魔 勝手に死にやがって
20世紀を迎えるほぼ5年前にオペラ座近くの地下のカフェでとんでもないことが起こった。店の常連が注文ミスにキレたわけでもなくネズミ狩りで厨房がカオスに化したわけでもない。リュミエール兄弟が自らで撮った映像を有料公開したこ […]
【今月のセリフ】 À quoi sert de vivre libre, quand on vit sans amour.
「自由に生きても虚しいだけ。愛がなければ」 日本でも舞台化され話題になった作品。カトリーヌ・ドヌーヴをはじめ、豪華なフランスの女優が競演。それぞれのキャラクターが自分の人生について歌い踊るミュージカル的な要素も(大女優が […]
英パスポートに仏語が書かれているワケ
数年前にイギリスが欧州連合から離脱し、ヨーロッパの「中」でありながらも「外」の立場に戻った。ユーロ圏に加入しなかった時点で、絶対美味しいところばかり持っていかれると心配した人は多かったが、揚げられた魚と芋が代表的な料理 […]
古いアパルトマンのネズミ事情 素敵な事ばかりではないパリ生活
我が家には、僕がコレクションをしている沢山のぬいぐるみがあります。重量的には大したことが無いのですが、問題となるのがレコード。数えていませんが、多分3000枚くらいはありそうです。17世紀に建てられたアパートなので、こ […]
【今月のセリフ】Le vent se lève, il faut tenter de vivre.「風が吹いた。生きようと試みるべきだ。」
Les traducteurs「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」 2回見ても楽しめる作品。そして、一人静かに泣ける作品。インターネットを利用した近代的な犯行、頭脳系の映画だが、最後は人間の愛というところで心を揺さぶ […]
機内食の不味さすら恋しくなる今
コロナ第7波の話が出ているなか、国際的な事情で燃料費が上がり、飛行機に乗ることはとんでもない贅沢になっている。最近はいつ日本が再び観光客を受け入れるだろうという疑問より、フランスから離れた国に行くのは夢のまた夢になるの […]
アモルの接吻で蘇るプシュケ
アントニオ・カノーヴァ 背後からの光に照らされ黄金色に輝く美しく甘美な彫刻。透き通るような肌。ルーヴル美術館、ドゥノン翼、ミケランジェロギャラリーの片隅。多くの人々が行き交う中、二人だけの愛の世界に浸っています。 2 […]
マスタードと鴨肉が品薄に パリのスーパーマーケットも節電スタート
7月半ばにパリに戻り、真っ先に向かうのが近所のスーパーマーケット。朝開店したばかりの時分でしたが、点いているライトが半減し、急に暗くなりました。以来、全てのライトが点くことはありません。とうとう節電が始まったようです。 […]












