とびこめ!ミュゼのとびら
シテール島の巡礼

ルーヴル美術館でぜひ見ていただきたい一枚。前例のないものは認められない時代、新しい分野を切り拓いた作品です。18世紀前半、絶対王政を極めたルイ14世亡き後、堅苦しく窮屈な状態から解放された貴族たちは軽くて楽しいもの、華やかで美しいものを求めるようになります。

続きを読む
Cover Photo
2023年10月号 COVER PHOTO

秋晴れのパリ、ルーヴル美術館前にて

続きを読む
とびこめ!ミュゼのとびら
ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠

初めてこの作品を見たとき、その大きさ、どこもメインになりうる緻密な筆致、格調高さに圧倒されました。当時の人たちもナポレオンの偉大さに感服したことでしょう。幅10m高さ6mのこの絵は、ナポレオン一世の主席画家ジャック = ルイ・ダヴィッドによって描かれました。

続きを読む