代々女性がシェフを務めるクラッシックなビストロ

前菜のリエットはクセが無く食べやすい。でも少し物足りなさも。
1932年の創業以来、代々女性がシェフを務めるクラッシックなビストロ「Allard」。2013年にあのアラン・デュカスの傘下になってからもその伝統は変わらず、メニューも変わっていないとか。お料理はブルゴーニュ地方の料理をメインに、フランスの伝統料理がいろいろと楽しめます。お店の内装はクラッシックな雰囲気が漂うザ・パリ! 一歩足を踏み入れた瞬間からテンションが上がること間違いなし。
高級なビストロなのでメインは1皿50ユーロほどするのですが、ランチメニューだとフルコースで食べてもメイン1皿よりも全然お安いんですよ。前菜に頂いたパテ風リエットは賛否が分かれそうだけれど、私としては脂っこくないのが嬉しい。しかも塩分控えめです。メインは子牛のソテーをココットでサーブ。このプレゼンテーションが良い。友達とシェアしながらワイワイ食べました。ただ、お肉が硬くてパサパサだったんだよね。でも、まあ、この値段ならありかな。デザートのムース・オ・ショコラはさすがアラン・デュカスの傘下! 濃厚で美味しい~ ! でもそれ以上に感動したのがミラベルのタルト! さっぱりとしたクリームと頂くのですが、ミラベルの自然な旨みがタルトにぴったりであまりタルトは好んで食べない私ですがついつい食べ進んでしまいました。
こちらのレストラン、お料理を楽しみに行くというよりもフランスの伝統的お料理とその雰囲気を味わいに行くのに価値があると思います。ザ・パリを堪能したい方はぜひランチに行ってみてくださいませ。

メインはかなりパサパサでしたがたっぷりな量なので、コスパ的には最強です。

デザートは見た目以上に超濃厚。

最高に美味しかったミラベルのタルト。生地がさくさく、ミラベルの自然な甘みが心地よかったです。

制服のギャルソンに案内されると、一気に気分が盛り上がります。
今月のお店
今月のハート
総合 3.5
料理
3
ドリンク
3
サービス
4.5
雰囲気
4.5
コスパ
4.5
マダム愛
東京で知り合った仏人男性に連れ去られ、気が付けばパリジェンヌとやらに。パリのレストランと生活、2つのブログを書いてます。
連載中コラム
- Blog『 マダム愛の徒然パリ日記 』
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