日本人の憩いの場。 パリにあるフレンチ食堂

シンプルな内装。冷え冷えのシャンパンで乾杯

パリで“日本人の心のよりどころ”として静かに愛されているフレンチ食堂「H. KITCHEN」。その名前を聞くたび、気になりながらも訪れられずにいたのですが、先日ようやく友人と足を運ぶことができました。 2012年、日本人シェフが開いたネオビストロで、どこか温かく落ち着いた空気が流れるお店です。フロアの女性がやさしく日本語で対応してくれること、そしてメニューに日本語訳が添えられていることも嬉しいポイントで、旅先でフランス語に不安がある方にも心強く感じられます。 

この日いただいた前菜はクネル。ふんわり軽い“フランス版はんぺん”のような生地の中にフォアグラがとろりと忍び、ひと口ごとに贅沢な香りが広がります。続くメインは見た目以上にボリュームがあり、添えられたキノコの豊かな香りがとても印象的でした。火入れはややしっかりめでしたが、次回は少しレアでお願いしてみようかな、と思えるやさしい味わいです。

 デザートにはデザートにはミラベル(西洋スモモの一種)をたっぷり使った一皿を。サクッとしたメレンゲと爽やかなソルベ、果実の甘酸っぱさがバランスよく重なり、食後でも心地よく楽しめる仕上がりです。全体的に味つけはややしっかりめで、ワインとの相性がよさそう。お酒が苦手な方でも、フランスらしい美味しいパンと合わせると、また違った楽しみ方ができそうです。パリ旅の途中でふ とフランス語に疲れてしまった時に、そっと寄り添ってくれるようなお店。「H. KITCHEN」は、 そんな安心感と美味しさを持つ一軒だと感じました。

日本語訳された手書きメニューにほっこり。店主の温かさを感じます。

ふわふわとろ~のクネル。これをつまみに永遠にシャンパンが飲めそう。

ジロル茸を贅沢に使った牛肉のお料理。懐かしい味。

甘すぎない日本人好みの味でこの日の料理の締めにぴったり。

今月のお店

H.KITCHEN

18 Rue Mayet 75006 Paris

01 45 66 51 57

今月のハート

総合 4

料理

4

ドリンク

3.5

サービス

4

雰囲気

3.5

コスパ

5

マダム愛


東京で知り合った仏人男性に連れ去られ、気が付けばパリジェンヌとやらに。パリのレストランと生活、2つのブログを書いてます。