編集部おすすめinfomation【ノエルスイーツ編】
今年もまたノエルのシーズンがやってきました。今号ではノエルにおすすめのスイーツについて、パリでパティシエとして活躍されているAyaさんにお聞きしました。
1,チョコレート
Cedric et la chocolaterie
世界的に有名なパティシエCedricGrolet(セドリック・グローレ)のチョコレート屋さんが10月にオープン。機械を使わずに手作業でプラリネをチョコレートに流しています。
33 Opera Avenue75002, Paris
https://www.cedric-et-la-chocolaterie.com
La chocolaterie william Artigue
ヘーゼルナッツなどのナッツやパートドフリュイに使われている果物は仏産にこだわっているお店。冷凍ピューレや国外のナッツを使うお店が多いなか、フレッシュの熟したフルーツや香り高いナッツでプラリネを作るこだわりはさすが。クリスマス限定商品も毎年あり。
30 Yves Toudic, 75010 Paris
https://lachocolaterie-williamartigue.com/
2,アドベントカレンダー
Pleincoeur
MaximeFrédéric(マキシム・フレデリック)の出したパティスリー。現在彼はパリのパラスホテルcherbalblancのシェフパティシェであり、ルイヴィトンのショコラティエ、ミシュラン三つ星レストランのシェフパティシエでもある。ビュッシュ・ド・ノエルはもちろん、アドベントカレンダーも美しい。
64 rue des Batignolles – 75017 Paris
https://pleincoeur.com/
Le chocolat Alain Ducasse
デザイン、味と共に安定した美味しさ。毎年買うのがこちらのカレンダー。
40 rue De La Roquette, 75011 Paris
https://www.lechocolat-alainducasse.com/fr/

3,おうちで作るクリスマススイーツ
Salade d’oranges(オレンジサラダ)
特に南フランス(プロヴァンス地方)では、食後にオレンジのスライスに砂糖やグランマルニエ、もしくは甘めの白ワインをマリネしたさっぱりとしたデザートを出すことがあります。また、19~20世紀のヨーロッパでは、オレンジは貴重で高価な輸入品であったため「クリスマスの朝にオレンジを1つもらう」ことは、当時の子どもにとって最高のごちそうであり、特別なプレゼントだったとか。
Papillotes(パピヨット)・Truffes au chocolat(チョコトリュフ)
パピヨットはリヨン発祥のクリスマス伝統菓子で、金色の包み紙に入ったチョコレートです。包み紙の中にはチョコと一緒に、なぞなぞや詩、ことわざなどが書かれた紙が入っていて、かつては愛のメッセージを伝える贈り物として使われていたそうです。トリュフは家族で作ることも多く、クリスマス前になるとおばあちゃんが缶いっぱいのトリュフを仕込むなんてこともよくあるそうです。店が多いなか、フレッシュの熟したフルーツや香り高いナッツでプラリネを作るこだわりはさすが。クリスマス限定商品も毎年あり。

