翻訳家レミのここがびっくり世界文学
英国紳士の裏にペテン師が!

 東京オリンピック。本来、それを機に忙殺されるほど通訳や翻訳の仕事ができたらいいなとは数年前から密かに思ってはいたが、結局世界中を狂わせたコロナのせいで日本に行くことさえ許されずその待ち望んでいた開会式を片耳の遠くなった […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
フランス戦後最も人気だった女子キャラの行方

 子どもの頃は誰もが影響されやすい。親や兄弟をはじめ、先生または同級生やアニメからも学ぶことは多い。誰にも借りを作らず一人でこそこそ働き出世する経営者の姿は米国で成功者の見本として掲げられがちかもしれないが、子どもはやは […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
サンタの幼馴染は指先をかじるジジィ?

 都市伝説は大体バカげているとはいえ、鳥肌を立たせながらもなぜか人を魅了する。種類も星の数ほどあるし、どこに行ったって必ず出会える。たとえ都市からだいぶ離れた、吉幾三が必死に出たがるような村に住んでいる人も絶対にこういう […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
文句のすゝめ

 フランス人はよく喋るし、文句ばかり言うと何故か日本人からよく文句を言われる。個人差があるだろと言いたくなるけれども話が早速終了しこの原稿をほぼ白紙のままで渡すことになるからやめとく。  確かに地球がスマーフの村だとした […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
英雄がどんどん消えていく時代

 まだコロナ禍の最中にいるからか、大勢の人にとってこの先は非常に不安で仕方ないだろう。いくら努力をしても危機が収束しそうもないから、多少絶望的になるのも無理はない。つい最近まで繁盛していたオペラ周辺などで『テナント募集』 […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
英雄がどんどん消えていく時代

 まだコロナ禍の最中にいるからか、大勢の人にとってこの先は非常に不安で仕方ないだろう。いくら努力をしても危機が収束しそうもないから、多少絶望的になるのも無理はない。  つい最近まで繁盛していたオペラ周辺などで『テナント募 […]

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王が4人もいた夏

 フランスという言葉を聞いたら、大抵の日本人がまず思いつくのはきっとフランスパンとフランス革命だろう。前者と後者は一見まるっきり接点がないと思いきや、実は230年前に飢えていたフランス国民に革命をもたらしたのはパンの値段 […]

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フランスの最初の王はただのロン毛ではなかった

 どの国にでも歴史は長かれ短かれ「建国」で始まり、「亡国」で終わってしまう。フランスの場合はベルバラの舞台になった革命時代以降、王国や帝国など多種多様な政体を経て1958年に第五共和国として生まれ変わったのは周知の事実。 […]

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本屋が悲鳴を上げる中、国語の先生たちが喜ぶ理由

 活字離れというのは日本やフランスに限らずどこの国でも進む現象だと言われる。この時代を生きる子どもはともかく、大人たちの読書時間も年々減っていく。要因はいくつかあると言われるが大体、テレビに続きネットの普及が出版業界に一 […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
「原子力の夢」も萎むもんだ

本来、春というのは暖かくて非常に愉快な季節である。 自然が新たに芽生えてくるし、冬の冷たくて長い夜を忘れさせるほど、毎晩そよ風が吹き、日もどんどん伸びていく。花見の文化のある日本では特にそうかもしれないが、楽しいピクニッ […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
全てを予言した男(五輪延期以外)

 だいたい手相を見るだけで将来のことがわかると言い張る人はその手相を見せる相手が精神的にどこかで弱っていること以外に、何も分っちゃいない。当たり前だ。しかし当たり前だとはいえ、手相どころか星座の位置や鳥の飛び方などを見て […]

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