翻訳家レミのここがびっくり世界文学
300年前に書かれたシナリオと今の東欧、その差。

 毎月第1水曜日にフランス全国各地で真っ昼間の静寂が突然破れる。数秒の間だけ、非現実的な音が鳴り響き、慣れてない者は皆必ず動きをとめて驚きを見せる。無理はない。あの特殊な音は本来戦争映画でしか聞きえぬはずのアラームだ。い […]

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添乗員リラの日本リラ散歩
フランス人はあっさりと人生を進む

 今年の4月から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられた日本人は、フランス人と同じ年齢で「大人」になる。昔、フランスを含めヨーロッパの多くの国は成人年齢を21歳にしていたが、今は18歳が多い(フランスは1974年から) […]

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添乗員リラの日本リラ散歩
家のサンタコレクション!

 12月に入って、そろそろクリスマスデコレーションが本格的になるこの時期、毎年フランスがちょっと恋しくなるな〜。実家にいた時は毎年ツリーを出して、子どもの時に学校で作った飾りをつけたり、家もクリスマス仕様にして、年末のホ […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
フランスの政治の面白さはネットフリックス以上

 現在のフランスのテレビを付けたら、もはや例のウィルスより政治の話題の方が取り上げられるようになった。あれほど毎日感染者数や医療系のドラマみたいに病院の話を聞かされていたのに、急にそういう情報が報道されなくなった。ここ一 […]

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突撃インタビュー
【パリジャン&パリジェンヌ突撃インタビュー】

パリの和太鼓グループに現地での太鼓熱を聞く 【今月のお客さま】 チュルガ・イェシラルタイさん  9月にパリ日本文化会館で開催された「MATSURI-日本祭り」。コロナ禍にある現在、作家・ミュージシャンの辻仁成さんが企画し […]

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添乗員リラの日本リラ散歩
今年も鐘がチョコの卵を運んできた!

 チョコ食べ放題でワクワク楽しいイースター(仏語:Pâquesパック)が、今年は4月4日にあった。卵狩り(Chasse aux œufs)が有名で、子どもにとってはクリスマスの次にとても楽しみなイベント。子どもの頃、お父 […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
英雄がどんどん消えていく時代

 まだコロナ禍の最中にいるからか、大勢の人にとってこの先は非常に不安で仕方ないだろう。いくら努力をしても危機が収束しそうもないから、多少絶望的になるのも無理はない。つい最近まで繁盛していたオペラ周辺などで『テナント募集』 […]

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突撃インタビュー
【突撃パリジャンインタビュー】フランス語圏の西アフリカに電気と通信を届ける日本人

今月のお客様  佐藤 弘一さん パリでの経験が活きるセネガルでの起業 世界にはフランス語を公用語とする国が29カ国あるうち22カ国がアフリカ。そんなフランス語圏が広がる西アフリカで電気と通信を届ける事業に挑戦しているのが […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
英雄がどんどん消えていく時代

 まだコロナ禍の最中にいるからか、大勢の人にとってこの先は非常に不安で仕方ないだろう。いくら努力をしても危機が収束しそうもないから、多少絶望的になるのも無理はない。  つい最近まで繁盛していたオペラ周辺などで『テナント募 […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
王が4人もいた夏

 フランスという言葉を聞いたら、大抵の日本人がまず思いつくのはきっとフランスパンとフランス革命だろう。前者と後者は一見まるっきり接点がないと思いきや、実は230年前に飢えていたフランス国民に革命をもたらしたのはパンの値段 […]

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添乗員リラの日本リラ散歩
2021年に乾杯!

新年おめでとうございます!2021年が始まり、リセットボタンを押したい気持ちだが、残念ながらそう簡単にはいかないね。それでも新年と健康を祝って、「tchin-tchin !」と乾杯して祝おう! そう、ご存知の方がわりと多 […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
フランスの最初の王はただのロン毛ではなかった

 どの国にでも歴史は長かれ短かれ「建国」で始まり、「亡国」で終わってしまう。フランスの場合はベルバラの舞台になった革命時代以降、王国や帝国など多種多様な政体を経て1958年に第五共和国として生まれ変わったのは周知の事実。 […]

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