イケアで知られる以前に戦で恐れられた北の民族
欧州が学校だとしたらフランスはきっとズル休みするちょい怠け者のような生徒で、北欧はどちらかというと優等生のように思われるだろう。フランスでは社会課題が浮上する時になぜか必ず経済学者などがテレビで北ヨーロッパと比較してこのフランスはいかにダメなのかを語りやがる。
知る人ぞ知る歴史的建造物 パリ最後の男性用公衆トイレ“ヴェスパジェンヌ”
暖かくなると、日曜日に14区のダンフェール・ロシュローと13区のゴブランで、住民が参加する古物市が行われます。古物業を営む僕は、大抵の場合ヴァンヴの蚤の市から買い付けをスタートし、その後ダンフェール・ロシュローへ行き、アラゴ大通りを歩いてゴブランまで行くのがコースなのですが、そこを通る度にドンヨリとした空気に包まれた大きな壁が見えて来ます
父娘揃ってショコラティエに
バレンタイン商戦には、未だ日本にリアル店舗を持たないショコラティエが多数参加していただろうなぁと想像しています。東京でならほとんどの有名どころの商品が手に入るなかでパリ限定、催事でしか買えないショコラトリーは数えるほど。そんなパリだけにお店を構えるショコラティエが新しく登場。
仏・年間生産量第1位!
意外とイイね!コンテチーズ×卵かけごはん
フランスで知らない人はいないと言われるほどメジャーなコンテ。今回はフランス東部のスイス国境に程近いジュラ山脈一帯の限られた地域でのみ作られるコンテチーズについて、歴史からオススメマリアージュまでコンテチーズ生産者協会の采女さんにお聞きしました!
フランス、ワイン事情のいま
ちょっとブームが去ったもののボジョレーヌーボーが好きな日本のワインの消費量が増加傾向にあるそうだ。一方で、ワイン大国フランスでは、年々ワインの消費量が減ってきているらしい。昔は食事に欠かせなかったワインだったが、今は特に若い世代の飲み方と楽しみ方が変わってきている。
TVで人気爆発!若いシェフが今年OPENしたレストラン
フランスの大人気料理番組「TOPCHEF」。勝ち抜き戦の料理対決が繰り広げられるありがちな番組ですが、10年以上続くこちらから数々の有名&ミシュランシェフ達が生まれております。そんな中、2020年の候補者で準決勝まで残った弱冠22歳だったベルギー人がついに今年、凱旋門の近くにレストランをオープン。彼の料理をTVで見てとても気になっていた私は、これは!とさっそく伺ってみました。お昼でしたがランチメニューというのはなく、ランチ用のアラカルトからお料理を選びます。
民衆を導く自由の女神
今月は名画中の名画のご紹介。ウジェーヌ・ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」。フランス語では、「La Liberté guidant le peuple」 (民衆を導く自由) となります。女神という単語はありませんが、日本語訳では中心にいる女性を女神と見立てたのではないかと思われます。この女性はマリアンヌと名付けられ、フランス政府の公式なシンボルとして、各省庁のHPや切手などに見られます。