とびこめ!ミュゼのとびら
19世紀、パリのサロン文化が息づく場所

 モンマルトルの南。シャプタル通り16番地。ここにひっそりとあるこの美術館。  「ヌーヴェル・アテーヌ」、かつてそう呼ばれていたこの場所は、19世紀にパリにあった地区で、オペラ座周辺からサン・ジョルジュ教会あたりまでのエ […]

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とびこめ!ミュゼのとびら
貴族の邸宅へ遊びに行こう!

 パリにある美術館博物館の数は、大小合わせて130を超えると言われています。代表的なルーヴル美術館、オルセー美術館だけじゃない、個性的で、魅力的な“ ミュゼ ” を紹介していきたいと思います。  今回紹介するのは、カルナ […]

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とびこめ!ミュゼのとびら
師弟愛で繋ぐ芸術のバトン

無限成長美術館。“Musée à croissance illimitée” 美術館は、時代や需要に応じて「成長」するべき。収蔵作品が増えると、順路の延長線上に増築され、展示スペースを拡張できるという構想。国立西洋美術館 […]

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とびこめ!ミュゼのとびら
美術史を作った男 ミケランジェロ崇拝者!?

受胎告知。マリアの前に大天使ガブリエルが舞い降り、処女である聖母マリアがイエス・キリストを宿していることを伝えています。ガブリエルが現れた時、マリアは読書中だったため、片手に本を持っています。ガブリエルは、キリスト教にお […]

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添乗員リラの日本リラ散歩
アートに触れる

東京国立博物館へ初入場 東京に移住してから美術館にあまり行ってないので、国際博物館の日に入場料が無料になっていたことを機にずっと行きたかった東京国立博物館に初めて行った。通っていた大学の日本史の授業を思い出しながら縄文時 […]

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とびこめ!ミュゼのとびら
シテール島の巡礼

ルーヴル美術館でぜひ見ていただきたい一枚。前例のないものは認められない時代、新しい分野を切り拓いた作品です。18世紀前半、絶対王政を極めたルイ14世亡き後、堅苦しく窮屈な状態から解放された貴族たちは軽くて楽しいもの、華やかで美しいものを求めるようになります。

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とびこめ!ミュゼのとびら
テアトル・フランセ広場とオペラ大通り、陽光、冬の朝

パリの中心オペラ大通り。オスマンの完成させた代表的な近代パリの街並み。手前の広場から奥にはオペラガルニエへ真っ直ぐのびる通り。そしてそれを横切るように地面を走る冬の陽光の帯が印象的です。19世紀後半のパリの冬の風景。冬の空気感と光そして通りを行き交う人々や馬車の活気も伝わってくるようです。

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とびこめ!ミュゼのとびら
羊飼いの少女

隔てるものは何もなく、遠くまで続く平原。
その静けさの中に、佇む赤い帽子をかぶった羊飼いの少女と羊の群れ。

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Cover Photo
2023年10月号 COVER PHOTO

秋晴れのパリ、ルーヴル美術館前にて

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とびこめ!ミュゼのとびら
モントルグイユ通り

クロード・モネ(オルセー美術館) Vive la Frannce ! Vive la République ! フランス万歳!共和国万歳!という歓声が聞こえてきそうです。三色旗がはためき、ベランダも通りも人で埋め尽くされ […]

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とびこめ!ミュゼのとびら
ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠

初めてこの作品を見たとき、その大きさ、どこもメインになりうる緻密な筆致、格調高さに圧倒されました。当時の人たちもナポレオンの偉大さに感服したことでしょう。幅10m高さ6mのこの絵は、ナポレオン一世の主席画家ジャック = ルイ・ダヴィッドによって描かれました。

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とびこめ!ミュゼのとびら
民衆を導く自由の女神

今月は名画中の名画のご紹介。ウジェーヌ・ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」。フランス語では、「La Liberté guidant le peuple」 (民衆を導く自由) となります。女神という単語はありませんが、日本語訳では中心にいる女性を女神と見立てたのではないかと思われます。この女性はマリアンヌと名付けられ、フランス政府の公式なシンボルとして、各省庁のHPや切手などに見られます。

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