愛と創作の舞台ノアン ショパンと過ごした夏
パリから南へ約250km。ノアン (NohantVic) というところに、19世紀フランスの女流作家、ジョルジュ・サンドが生涯愛した館があります。 ノアン城とも呼ばれ、現在は、在りし日のジョルジュの私生活が伺える博物館 […]
フランスの方が有名? 『UFOロボ グレンダイザー』に見る 日本との人気の違い
ある夏の日、地下鉄シャトレ駅にて乗り換えている時のこと。思わず目を疑ってしまいました。パリの中でも中心の駅の通路全面が、日本の『グレンダイザー』一色だったのです。フランスでは、1978年に『Goldorak(ゴルドラッ […]
夏の風物詩となりつつあるパリのミストシャワー・サービス
ヨーロッパ大陸に大熱波がやって来て、フランスだけでも約2万人が亡くなったともいわれた2003年の夏。僕は運悪くずっとパリにいて、我慢に我慢を重ねました。1週間以上、毎日39℃の日が続き、しかも多湿の上に無風。フランスは […]
光と静寂を求めて ジヴェルニーのモネの家
光と静寂を求めて ジヴェルニーのモネの家 ノルマンディ地方の小さな村、ジヴェルニー。 パリから電車で約1時間の場所にあるモネの家と庭園(Maison et jardins de Claude-Monet)は、モネが生 […]
ネコカフェ風コワーキングスペース「Koneko Work」パリにオープン
【Koneko Work】 34 rue d'Aligre 75012 Paris月~金曜9~19時営業(土曜のみ10~18時) 日曜定休WEB :https://konekowork.com/ 100年以上前からジャポ […]
要塞から王の居城そして世界屈指の美術館へ 歴史に彩られたルーヴル
パリ1区、世界第一位の入場者数を誇るルーヴル美術館。その歴史は、12世紀フィリップ・オーギュストが要塞を築いたことから始まります。当時の「パリ」は、シテ島を中心とした小さな都市部のみ。その外側は郊外とされていました。外敵 […]
自然と芸術の調和 館内に息づくロダンの美学
パリ7区、ヴァレンヌ通り周辺、アンヴァリッド界隈。貴族や官僚のために整備された地区で、庭園付きの館が多く残っています。そのため建物と建物の間にゆとりがあり、緑豊かで、歩道には木漏れ日が降り注ぎ、都会の中心にいることをしば […]
スーパーから突然姿を消す卵品薄の理由はうやむや
6月半ば過ぎに面倒なことが起きました。一瞬でしたが、世の中から卵が消えたのです。スーパーの棚はご覧の通りほぼ空っぽ(写真)。どうしたものかと思ったら、時を同じくして、持続可能な農業を支援することを目的とするNGO団体、G […]
セレブと富裕層が一極集中する目の保養という意味でのパリコレクション
パリコレクションの時期になると、普段の観光大国らしい賑わいに、煌びやかさ、華やかさが加わります。セレブリティと富裕層が大集合し、会場から会場へ大移動。皆、何かを追い求めているのだけれど、それが何なのかわからないまま会期 […]
19世紀、パリのサロン文化が息づく場所
モンマルトルの南。シャプタル通り16番地。ここにひっそりとあるこの美術館。 「ヌーヴェル・アテーヌ」、かつてそう呼ばれていたこの場所は、19世紀にパリにあった地区で、オペラ座周辺からサン・ジョルジュ教会あたりまでのエ […]
存亡の危機にあったバニョレの蚤の市火事によりとうとう消滅
フランスの多くのメディアは「金属スクラップ市場」と表現していましたが、モントルイユの蚤の市の派生だったバニョレ市の蚤の市が年初に火事で消滅してしまいました。何か怪しい…。政治的な背景が多分にありそうです。 以前ご紹介 […]
これぞ狩猟民族! 圧巻の剥製!
マレのアルシーヴ通りにひっそりとある狩猟自然博物館。最寄駅はメトロ11号線ランビュトー駅。閑静な邸宅にこれほどの剥製があるとは。日本で言うなら国立科学博物館級の所蔵品が、ところ狭しと陳列されています。 パリ留学中、課外 […]