とびこめ!ミュゼのとびら
師弟愛で繋ぐ芸術のバトン

無限成長美術館。“Musée à croissance illimitée” 美術館は、時代や需要に応じて「成長」するべき。収蔵作品が増えると、順路の延長線上に増築され、展示スペースを拡張できるという構想。国立西洋美術館 […]

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美術史を作った男 ミケランジェロ崇拝者!?

受胎告知。マリアの前に大天使ガブリエルが舞い降り、処女である聖母マリアがイエス・キリストを宿していることを伝えています。ガブリエルが現れた時、マリアは読書中だったため、片手に本を持っています。ガブリエルは、キリスト教にお […]

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テアトル・フランセ広場とオペラ大通り、陽光、冬の朝

パリの中心オペラ大通り。オスマンの完成させた代表的な近代パリの街並み。手前の広場から奥にはオペラガルニエへ真っ直ぐのびる通り。そしてそれを横切るように地面を走る冬の陽光の帯が印象的です。19世紀後半のパリの冬の風景。冬の空気感と光そして通りを行き交う人々や馬車の活気も伝わってくるようです。

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羊飼いの少女

隔てるものは何もなく、遠くまで続く平原。
その静けさの中に、佇む赤い帽子をかぶった羊飼いの少女と羊の群れ。

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Cover Photo
2023年10月号 COVER PHOTO

秋晴れのパリ、ルーヴル美術館前にて

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モントルグイユ通り

クロード・モネ(オルセー美術館) Vive la Frannce ! Vive la République ! フランス万歳!共和国万歳!という歓声が聞こえてきそうです。三色旗がはためき、ベランダも通りも人で埋め尽くされ […]

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ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠

初めてこの作品を見たとき、その大きさ、どこもメインになりうる緻密な筆致、格調高さに圧倒されました。当時の人たちもナポレオンの偉大さに感服したことでしょう。幅10m高さ6mのこの絵は、ナポレオン一世の主席画家ジャック = ルイ・ダヴィッドによって描かれました。

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民衆を導く自由の女神

今月は名画中の名画のご紹介。ウジェーヌ・ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」。フランス語では、「La Liberté guidant le peuple」 (民衆を導く自由) となります。女神という単語はありませんが、日本語訳では中心にいる女性を女神と見立てたのではないかと思われます。この女性はマリアンヌと名付けられ、フランス政府の公式なシンボルとして、各省庁のHPや切手などに見られます。

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とびこめ!ミュゼのとびら

 俄雨の後、暗い雲の隙間から青空が覗き、虹がかかっています。空から光がさし、嬉しそうに飛ぶ鳥の姿と奥の木の下には雨宿りする農夫らしき人。何か希望を感じる絵です。ミレー作「春」は、四季シリーズとして晩年に描かれました。

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『ベリー公のいとも豪華なる時禱書』

 今回は「世界で一番美しい本」と言われ、当時最高の技術と材料を使って制作された贅沢な時禱書を紹介しましょう。希少なラピスラズリやコチニールなどを使って羊皮紙に描かれた絵画と挿絵が収められている時禱書ですが、これはローマカトリック教会のキリスト教徒のための祈りの本で、聖務を表した日課書です。

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『貴婦人と一角獣』より『我が唯一の望み』

伝ジャンディーブル  6点の連作であるこのタピスリー(織物)「貴婦人と一角獣」は、15世紀――中世とルネッサンスの間に制作され、「クリュニーのモナリザ」と呼ばれているそうです。今回紹介するのはその中のひとつ「Mon Se […]

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床削り

ギュスターヴ・カイユボット / オルセー美術館  上半身裸の男たちが、床を鉋で削っている。絵の右側にはワインの瓶。都市労働者たちの淡々とした日常が語りかけてきます。これが絵になるんだ!それは中学生の頃、美術の教科書に資料 […]

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