吉野亜衣子の毎日パリで困ってました
ノアゼットプレス10周年を迎えました

 なんとノアゼットプレス、発行10周年を迎えました! 2014年からスタートし、まさかこんなに続くとは。続かないと思っていた訳ではないけれど。見切り発車だった訳ではないけれど。創刊から6ヶ月後に第一子の出産をしたのですが、今思えば、生まれる前に始めてよかった。生まれた後だったら毎月、ライターさんとやり取りし、原稿を書き、編集さんデザイナーさんとやり取りして印刷して……やれるわけないと尻込みしていたことでしょう。

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トモクンのあれこれパリコレなんだこれ〜
毎年ほんの少しだけ心待ちにしているクリスマスのイルミネーション反比例して年々ショボくなるビュッシー通り

つい先日、友人の紹介で日本からいらしたご婦人を1日だけ案内しました。前もって提出して頂いていた彼女の希望リストの中に、優先順位は低かったものの「エッフェル塔のイルミネーションを見たい」という項目が入っていました。 21時、22時、そして23時ピッタリの時間から5分間のみ、キラキラときらめくわけですが、 2000年から続いているのでもう見飽きてしまいました。

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添乗員リラの日本リラ散歩
そして30歳になる

 頭の中で23歳で年齢ストップボタンを押した気持ちだけど、今年の11月でついに20代とのお別れがやってきた。実際30歳になったところで突然生活が変わるわけではないけど、この誕生日を機にちょっと特別なことをしたくて、初めて台湾旅行に行くことにした(と言いながら30歳になることを恐れているから旅行準備で忙しくて年齢が変わるのを忘れる作戦)。

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添乗員リラの日本リラ散歩
バゲット、味薄い?

 10月16日は国際パンの日。去年のこの時期にフランスのバゲットについて語っていたが、無事無形文化遺産に登録されたこのバゲットに変化が訪れた。今年の10月から(さらに)減塩仕様になったらしい。パンはフランス人の1日の塩分摂取の中で大きな割合を占めているけど、バゲット100グラムに対して塩が1.5グラムだったところをさらに1.4グラム未満に減らすよう決められた。

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添乗員リラの日本リラ散歩
ガイド復活?!

2019年にピークを迎えた訪日旅行が、突然コロナで歯止めをかけられた。観光客が多かった2018年に東京でプライベートガイドをやっていたが、1年後にやめ今は翻訳の仕事をしている。そして今年の9月にやっと家族の一部が初めて来日することになって、一時的にインナーガイドが蘇った!

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添乗員リラの日本リラ散歩
エアコンのない夏

 35度以上がデフォルトになりつつある夏。ちょうど20年前、フランスは2003年8月にこれまでのない長い「canicule」(「カニキュル」、最低3日以上続く熱波のこと)を経験した。大規模の人的被害をもたらし、政府の役割や様々な社会問題を明らかにして、今でも世間の記憶に残っている。そ

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添乗員リラの日本リラ散歩
訛ったフランス語

 夏のバカンスを感じさせる南仏訛り。日本人である夫は6年間パリに住んでいたが、初めて南仏のフランス語を聞いた時外国人が喋っていると思っていたぐらいだ。

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ちはるのパーリーピーポー!パリで集って何してる?
かつてのわが家にお邪魔した

ボンジュール! 今回は、以前に10年近く住んでいた「元わが家」にお邪魔させてもらったときのエピソードを。パリに来た当初、アヌシー留学時代の友人2人と一ヶ月間ルームシェアさせてもらい、その間に一人暮らしの家を探した。何件も訪問して手に入れたワンルームの物件は、好立地で、自然光もたくさん入り、とても気に入った。

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
金魚の記憶力が羨ましくなる時代

 パリは燃えているか。テレビを見るとこの戦後の傑作の題名はもはや愚問のように聞こえてくる。どこを見ても炎だらけで国の施設が次々に燃やされる中、暴徒の叫び声や機動隊の命令が永遠に交差されていく。今夜も結局また暴動か。この新世紀を迎えてから何回目になるのだろうか。両手で数えきれないような気がしなくもない。

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お家ジャングル

 タトゥーを入れている人の中で、一回入れてみたら次々と入れたくなってどんどん体の隙間を絵で埋めていくのをよく見る。手を出したらもう止まらなくなる。

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添乗員リラの日本リラ散歩
パスポート危機

 ポイントの誘惑に負けて、ついにマイナンバーカードを作った。自分にとって一番のメリットはこれで在留資格の申請をオンラインでできるようになることだ。それだけでも大きい。身分証明書として今在留カードを主に使っているが、日本人の場合よく使われるのが運転免許証だ。日本では、本人確認をするためのいわゆるIDカードがないことに来日した時は驚いた。

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突撃インタビュー
メメントモリモリ?!「今」を楽しむ日仏合唱指揮者

今年で創立11年目を迎えた「パリアブリコ合唱団」は日仏で構成されるアマチュア合唱団。団員たちの「パリ生活の支え」であるアブリコを主宰する指揮者、押田杏里さんのライフストーリーと合唱の魅力を聞きました。

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