高校生による健全な示威行動だったのに…ヨーロッパを揺るがしかねない一大事に

9月中旬から始まり、フランス全土に広がった高校生によるデモ行進。校舎の老朽化や教員不足による長期に渡る授業の休止についての改善を訴えていましたが、左派勢力や黒づくめ集団が合流し、事態はあらぬ方向へ進んでいます。
10月8日のこと。友人宅での夕食会のために最寄り駅から地下鉄に乗ろうとしたら、シャッターが下りていて乗れず。バスでリヨン駅へ移動したら、何とデモ行進の真っ最中でした。遠くに煙が立ち上っているのが見えます。急いで地下鉄1番線に乗ろうとしたら、地下道の入り口から人々が引き返して来ます。そして、奥から煙が…。催涙ガスでした。鼻の中に激しい痛みを感じつつ、必死に逃げて14番線に乗て事きを得ましたが、あんな経験は32年間パリにいて初めて。
10月12日にパリを発ち、日本に戻ったのだけれど、その5日後のデモ行進は物価高への不満を訴える人々が加わり、最悪なものとなりました。黒づくめ集団、いわゆる壊し屋たちが高級ブランドのブティックやスーパーなどの店舗を襲い、略奪を繰り返したのです。多くのメディアは、移民たちの仕業としていますが、その実、世界のシステムを壊して統一させようとするグローバリストたちが仕向けていて、特別に養成した壊し屋たち、クライシスアクターを投入しているという説を唱えている人もいます。ゴリゴリのグローバリストであるマクロン大統領にとって、今回の暴動は都合が良いはずで、敢えて無策を続けている点を考えると納得できなくもない。黒づくめ集団=移民という考えは早計なのかもしれません。世の中って複雑。
初々しい高校生たちの訴えを示すための純粋なデモ行進は、一般人を巻き込んで肥大化し、
ヨーロッパ各国に飛び火しています。11月には、再びパリで大規模なデモ行進が予定されているそう。ヨーロッパの病人と化した財政難のフランス政府にとって、高校・物価高の早期改善は不可能で、簡単には収束しないはず。年内は混迷を極めること必至です。近くパリ旅行を計画している方は、取り敢えず諦めた方が身のためかもしれません~。
トモクン
トモクンという名の45歳。在仏27年。ファッションジャーナリスト(業歴17年)は仮の姿で、本当はただの廃品回収業(業歴5年)。詳しくはブログ『友くんのパリ蚤の市散歩』にて。
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