翻訳家レミのここがびっくり世界文学
英国紳士の裏にペテン師が!

 東京オリンピック。本来、それを機に忙殺されるほど通訳や翻訳の仕事ができたらいいなとは数年前から密かに思ってはいたが、結局世界中を狂わせたコロナのせいで日本に行くことさえ許されずその待ち望んでいた開会式を片耳の遠くなった […]

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トモクンのあれこれパリコレなんだこれ〜
たった一週間。諸々をあきらめた夏のパリ滞在。

 パリに拠点を移してから27年が経ちます。最初の3年は学生で、以降はジャーナリストという立場で住み続け、警察での滞在許可証の更新は毎年。更新手続きの際には、書類の不備などで難癖をつけられるため、その度にストレスを感じてき […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
フランス戦後最も人気だった女子キャラの行方

 子どもの頃は誰もが影響されやすい。親や兄弟をはじめ、先生または同級生やアニメからも学ぶことは多い。誰にも借りを作らず一人でこそこそ働き出世する経営者の姿は米国で成功者の見本として掲げられがちかもしれないが、子どもはやは […]

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トモクンのあれこれパリコレなんだこれ〜
元ランバンのデザイナー アルベール・エルバス逝く

 4月24日に、アルベール・エルバスがコロナ感染により亡くなりました。数々の美しいコレクションを発表して、低迷の一途を辿っていたランバンを救い、一つのジャンルと時代を築いた偉大なデザイナー。2015年にランバンを去って以 […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
サンタの幼馴染は指先をかじるジジィ?

 都市伝説は大体バカげているとはいえ、鳥肌を立たせながらもなぜか人を魅了する。種類も星の数ほどあるし、どこに行ったって必ず出会える。たとえ都市からだいぶ離れた、吉幾三が必死に出たがるような村に住んでいる人も絶対にこういう […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
文句のすゝめ

 フランス人はよく喋るし、文句ばかり言うと何故か日本人からよく文句を言われる。個人差があるだろと言いたくなるけれども話が早速終了しこの原稿をほぼ白紙のままで渡すことになるからやめとく。  確かに地球がスマーフの村だとした […]

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トモクンのあれこれパリコレなんだこれ〜
フェイスブック 友達リクエストの悲喜こもごも

 フェイスブックに登録して12年が経ちますが、人との繋がりが大事な職業ゆえ、お友達の数も結構な数に達しています。そうなると、共通の友人というのが鼠算式に増えて行き、そこには得体のしれない有象無象が入り込む隙を与えることに […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
英雄がどんどん消えていく時代

 まだコロナ禍の最中にいるからか、大勢の人にとってこの先は非常に不安で仕方ないだろう。いくら努力をしても危機が収束しそうもないから、多少絶望的になるのも無理はない。つい最近まで繁盛していたオペラ周辺などで『テナント募集』 […]

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トモクンのあれこれパリコレなんだこれ〜
ショーから映像へ。パリコレクションの新しい発表形式。

 3月1日から10日間、パリコレクションが行われました。もちろんショーは行われず、全てデジタル配信です。  各ブランドは、服を撮影したルックブック写真と共に無観客のキャットウォークショーの映像、あるいはイメージフィルムの […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
英雄がどんどん消えていく時代

 まだコロナ禍の最中にいるからか、大勢の人にとってこの先は非常に不安で仕方ないだろう。いくら努力をしても危機が収束しそうもないから、多少絶望的になるのも無理はない。  つい最近まで繁盛していたオペラ周辺などで『テナント募 […]

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トモクンのあれこれパリコレなんだこれ〜
美貌のデザイナー シャルル・ドゥ・ヴィルモラン

ロシャスのアーティスティックディレクターに就任  今年2月にネット配信でオートクチュールコレクションが発表されましたが、個人的に一番のトピックだったのが、シャルル・ドゥ・ヴィルモランのデビューでした。  作風は、(雑な表 […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
王が4人もいた夏

 フランスという言葉を聞いたら、大抵の日本人がまず思いつくのはきっとフランスパンとフランス革命だろう。前者と後者は一見まるっきり接点がないと思いきや、実は230年前に飢えていたフランス国民に革命をもたらしたのはパンの値段 […]

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