翻訳家レミのここがびっくり世界文学
サンタの幼馴染は指先をかじるジジィ?

 都市伝説は大体バカげているとはいえ、鳥肌を立たせながらもなぜか人を魅了する。種類も星の数ほどあるし、どこに行ったって必ず出会える。たとえ都市からだいぶ離れた、吉幾三が必死に出たがるような村に住んでいる人も絶対にこういう […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
文句のすゝめ

 フランス人はよく喋るし、文句ばかり言うと何故か日本人からよく文句を言われる。個人差があるだろと言いたくなるけれども話が早速終了しこの原稿をほぼ白紙のままで渡すことになるからやめとく。  確かに地球がスマーフの村だとした […]

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トモクンのあれこれパリコレなんだこれ〜
フェイスブック 友達リクエストの悲喜こもごも

 フェイスブックに登録して12年が経ちますが、人との繋がりが大事な職業ゆえ、お友達の数も結構な数に達しています。そうなると、共通の友人というのが鼠算式に増えて行き、そこには得体のしれない有象無象が入り込む隙を与えることに […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
英雄がどんどん消えていく時代

 まだコロナ禍の最中にいるからか、大勢の人にとってこの先は非常に不安で仕方ないだろう。いくら努力をしても危機が収束しそうもないから、多少絶望的になるのも無理はない。つい最近まで繁盛していたオペラ周辺などで『テナント募集』 […]

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トモクンのあれこれパリコレなんだこれ〜
ショーから映像へ。パリコレクションの新しい発表形式。

 3月1日から10日間、パリコレクションが行われました。もちろんショーは行われず、全てデジタル配信です。  各ブランドは、服を撮影したルックブック写真と共に無観客のキャットウォークショーの映像、あるいはイメージフィルムの […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
英雄がどんどん消えていく時代

 まだコロナ禍の最中にいるからか、大勢の人にとってこの先は非常に不安で仕方ないだろう。いくら努力をしても危機が収束しそうもないから、多少絶望的になるのも無理はない。  つい最近まで繁盛していたオペラ周辺などで『テナント募 […]

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トモクンのあれこれパリコレなんだこれ〜
美貌のデザイナー シャルル・ドゥ・ヴィルモラン

ロシャスのアーティスティックディレクターに就任  今年2月にネット配信でオートクチュールコレクションが発表されましたが、個人的に一番のトピックだったのが、シャルル・ドゥ・ヴィルモランのデビューでした。  作風は、(雑な表 […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
王が4人もいた夏

 フランスという言葉を聞いたら、大抵の日本人がまず思いつくのはきっとフランスパンとフランス革命だろう。前者と後者は一見まるっきり接点がないと思いきや、実は230年前に飢えていたフランス国民に革命をもたらしたのはパンの値段 […]

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トモクンのあれこれパリコレなんだこれ〜
日本人パティシエのレベルを思い知る

実家で食べたガレット・デ・ロワ  1月20日にフランスに戻ろうと思っていたけれど、全てデジタル配信となったメンズコレクションの仕事は流れてしまい、PCR検査の結果提出など、多くの条件をクリアにしないとフランスに入国できな […]

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トモクンのあれこれパリコレなんだこれ〜
世界のファッションを席巻 KENZOの創設者、高田賢三氏逝く

 昨年の10月初旬のこと。ケンゾー社で子供服のデザインを担当していた友人から高田賢三さんの訃報を聞いて、ハッとしました。 フランス人と日本人の2人の元ケンゾー社広報の女性たちとフェイスブックで繋がっているのですが、彼女た […]

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トモクンのあれこれパリコレなんだこれ〜
コロナ禍でも頑張ったパリコレ でも次回は…?

9月末にパリコレが行われました。コペンハーゲンやニューヨークなど、他都市のデザイナーが発表の場をパリに移したため、最終的に参加ブランド数は80以上に。でも実際にショーを行ったのはたったの18ブランドしかなく、何となく不穏 […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
フランスの最初の王はただのロン毛ではなかった

 どの国にでも歴史は長かれ短かれ「建国」で始まり、「亡国」で終わってしまう。フランスの場合はベルバラの舞台になった革命時代以降、王国や帝国など多種多様な政体を経て1958年に第五共和国として生まれ変わったのは周知の事実。 […]

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