翻訳家レミのここがびっくり世界文学
金魚の記憶力が羨ましくなる時代

 パリは燃えているか。テレビを見るとこの戦後の傑作の題名はもはや愚問のように聞こえてくる。どこを見ても炎だらけで国の施設が次々に燃やされる中、暴徒の叫び声や機動隊の命令が永遠に交差されていく。今夜も結局また暴動か。この新世紀を迎えてから何回目になるのだろうか。両手で数えきれないような気がしなくもない。

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添乗員リラの日本リラ散歩
お家ジャングル

 タトゥーを入れている人の中で、一回入れてみたら次々と入れたくなってどんどん体の隙間を絵で埋めていくのをよく見る。手を出したらもう止まらなくなる。

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添乗員リラの日本リラ散歩
パスポート危機

 ポイントの誘惑に負けて、ついにマイナンバーカードを作った。自分にとって一番のメリットはこれで在留資格の申請をオンラインでできるようになることだ。それだけでも大きい。身分証明書として今在留カードを主に使っているが、日本人の場合よく使われるのが運転免許証だ。日本では、本人確認をするためのいわゆるIDカードがないことに来日した時は驚いた。

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突撃インタビュー
メメントモリモリ?!「今」を楽しむ日仏合唱指揮者

今年で創立11年目を迎えた「パリアブリコ合唱団」は日仏で構成されるアマチュア合唱団。団員たちの「パリ生活の支え」であるアブリコを主宰する指揮者、押田杏里さんのライフストーリーと合唱の魅力を聞きました。

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
なかなかネタの多い島の話

日本は実質開国されてから大勢の観光客を迎えられることになりお店はどこでも大盛況。単なる日本文化がお好きなのか、或いはJRパスの値上げ話を聞いたせいか、とにかく皆さんはとんでもない勢いで全国各地の名所を巡ったりしてコロナ後の日本を精一杯満喫しようとしている。

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ちはるのパーリーピーポー!パリで集って何してる?
年に2回のアミアン巨大蚤の市

ボンジュール!先日、春と秋の年2回、フランス北部のアミアンという街で開催される巨大蚤の市に参戦してきた。もともと蚤の市は大好きで、おなじみのクリニャンクールやヴァンヴにはたまに行っている。でも、街の中心部一帯が蚤の市会場になるこのイベントはさすがの規模で、いつもとわくわく感が違った。

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添乗員リラの日本リラ散歩
【フランスと日本の結婚の違い】結婚記念

 10代の頃、結婚に憧れていたよりも、もしかしたらしないかも、したとしても30代かなと思っていた。結局20代前半で結婚することになり、今年の5月が6周年記念になる。が、未だに結婚指輪も、記念写真も、式もやっていない。記念写真は、東京の区役所で書類を提出した時従業員の方が撮ってくれた1枚のみ。

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トモクンのあれこれパリコレなんだこれ〜
最後の最後にデモ行進とストライキ ちょっぴり大変だったパリコレクション

2月末からスタートしたパリコレクション。年金受給開始年齢引き上げによるデモ行進とストライキは落ち着いたかのようでとても平和だったのに、最終日の3月7日に悪夢が!

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突撃インタビュー
ロマンと志麻ー2人の場合

 今回は「伝説の家政婦」として注目のタサン・志麻さんの旦那様であるフランス人のタサン・ロマンさんにインタビュー!日夜子どもたち(5才・3才・1才)の世話と志麻さんのお仕事のマネージメントをこなすタサンさんに、夫婦の暮らしや考え方を伺いました。

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添乗員リラの日本リラ散歩
自家製堆肥

 東京で庭付きの一軒家に住むという遠い夢が叶うまで、今はアパートの狭いバルコニーに置いてあるプランターでハーブなどを育てている。虫に食べられたり、大きく伸びなかったりして大変さもあるけど、自分で収穫した物を調理して食べる達成感も大きい。

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ちはるのパーリーピーポー!パリで集って何してる?
フランスのバカンス居残り組

 ボンジュール!フランスは、子どものヴァカンスが多い。春2週間、夏2ヶ月、秋2週間、年末年始2週間、冬(2月)2週間。年に5回のまとまった休みがあるときたもんだ。

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添乗員リラの日本リラ散歩
フランス、ワイン事情のいま

ちょっとブームが去ったもののボジョレーヌーボーが好きな日本のワインの消費量が増加傾向にあるそうだ。一方で、ワイン大国フランスでは、年々ワインの消費量が減ってきているらしい。昔は食事に欠かせなかったワインだったが、今は特に若い世代の飲み方と楽しみ方が変わってきている。

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