とびこめ!ミュゼのとびら
これぞ狩猟民族! 圧巻の剥製!

 マレのアルシーヴ通りにひっそりとある狩猟自然博物館。最寄駅はメトロ11号線ランビュトー駅。閑静な邸宅にこれほどの剥製があるとは。日本で言うなら国立科学博物館級の所蔵品が、ところ狭しと陳列されています。 パリ留学中、課外 […]

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貴族の邸宅へ遊びに行こう!

 パリにある美術館博物館の数は、大小合わせて130を超えると言われています。代表的なルーヴル美術館、オルセー美術館だけじゃない、個性的で、魅力的な“ ミュゼ ” を紹介していきたいと思います。 今回紹介するのは、カルナヴ […]

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ベルエポックの新しい表現

広いツバの帽子を被った女性。 シンプルな絵だなと思いきや、よく見ると全て文字でできてるのがおわかりになるでしょうか。これは、カリグラムといって、対象となるテーマを文字を使って絵を描くように配置する手法のことです。視覚的な […]

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師弟愛で繋ぐ芸術のバトン

無限成長美術館。“Musée à croissance illimitée” 美術館は、時代や需要に応じて「成長」するべき。収蔵作品が増えると、順路の延長線上に増築され、展示スペースを拡張できるという構想。国立西洋美術館 […]

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日常を優しく見つめるまなざし ノルウェーのある女性画家の視点

 天井まで届く本棚、アンティーク調の木製の家具でしつらえられた室内。窓から優しく降り注ぐ光。書棚の本はその光に照らされ豊かな色彩を放っています。窓の外を眺めながらここで一日中本を読んでいたい、そう思わせる一枚です。  作 […]

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美術史を作った男 ミケランジェロ崇拝者!?

受胎告知。マリアの前に大天使ガブリエルが舞い降り、処女である聖母マリアがイエス・キリストを宿していることを伝えています。ガブリエルが現れた時、マリアは読書中だったため、片手に本を持っています。ガブリエルは、キリスト教にお […]

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シティーボーイ、カイユボットの見た19世紀のパリ

 色づいた大通りの樹々とパリの秋の空気をベランダ越しに愛でる。カイユボット、パリのバルコニー。彼については、本連載(第3回)で「床削り」の作品と共に紹介しました。画力はもとより、資金力も活かし同時代の印象派の作品を購入し […]

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Je ne peux pas peindre les anges, car je n’en ai jamais vu.

天使? 見たことのないものは描けないよ! 私は天使を描けない。なぜなら見たことがないからだ。天使を書いてくれと頼まれたときのクールベの答えです。  ギュスターヴ・クールベ。写実主義の提唱者。古典的で荘厳な新古典主義や、劇 […]

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800年の時を越えて佇むゴシックの至宝

果てしなく続く平野の中に突如現れる高い塔は巡礼者たちの灯台になるようにと小高い丘に建立されたという。世界遺産シャルトル大聖堂。中世キリスト教の世界を完全な形で残しているとされ、1979年フランス初の世界遺産に登録された文 […]

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女流宮廷画家の視点から見た18世紀

1783年、一輪のバラを持ち、煌びやかなドレスに身を包みレースをふんだんに使った帽子を被り、優雅にこちらを見るマリー・アントワネット。その視線の先には、若き女流画家エリザベートの姿がありました。18世紀、宮廷お抱えの画家 […]

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伝えたいのは水のゆらめき

水面に映える光、そのゆらめき。この頃モネは、如何にみずみずしく水面に反射する太陽を表現するかにこだわっていました。「ラ・グルヌイエール」、ブルジョワジーたちに人気で、ナポレオン三世も愛したという、パリ郊外のセーヌ河畔にあ […]

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神に捧げる男性の肉体美!?

7月はいよいよパリオリンピックの開幕。既存のインフラを活かし、サスティナビリティをコンセプトとする今大会は、シャンゼリゼ通り、シャン・ド・マルス、ヴェルサイユ宮殿、そしてエッフェル塔など錚々たるモニュメントの下、様々な競技が行われます。

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