とびこめ!ミュゼのとびら
ベルエポックの新しい表現

広いツバの帽子を被った女性。 シンプルな絵だなと思いきや、よく見ると全て文字でできてるのがおわかりになるでしょうか。これは、カリグラムといって、対象となるテーマを文字を使って絵を描くように配置する手法のことです。視覚的な […]

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トモクンのあれこれパリコレなんだこれ〜
古い物から生まれるモダニティアクセサリー&アンティークショップ サイ・サン・ルイ・パリ

 自分の蚤の市イベントで販売するアイテムを探しに、毎週のようにヴァンヴの蚤の市に出かけていますが、蚤の市マニアでも知られるカトリーヌ・ドヌーヴよりも高い頻度ですれ違うのがワカナさん。今回は、その彼女が2022年にオープン […]

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トモクンのあれこれパリコレなんだこれ〜
クリスマスを彩るモミの木第二の人生のための集積所リポート

 先日、17区のバティニョル公園の周りで開催されていた古物市へ行った時のこと。どこからか針葉樹の香りが漂ってきます。ふと見ると、そこにはクリスマスツリーとして使われたモミの木の墓場が広がっていたのでした。 これまでは、1 […]

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とびこめ!ミュゼのとびら
師弟愛で繋ぐ芸術のバトン

無限成長美術館。“Musée à croissance illimitée” 美術館は、時代や需要に応じて「成長」するべき。収蔵作品が増えると、順路の延長線上に増築され、展示スペースを拡張できるという構想。国立西洋美術館 […]

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とびこめ!ミュゼのとびら
日常を優しく見つめるまなざし ノルウェーのある女性画家の視点

 天井まで届く本棚、アンティーク調の木製の家具でしつらえられた室内。窓から優しく降り注ぐ光。書棚の本はその光に照らされ豊かな色彩を放っています。窓の外を眺めながらここで一日中本を読んでいたい、そう思わせる一枚です。  作 […]

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トモクンのあれこれパリコレなんだこれ〜
一戸建てだけでなく、アパルトマンだって危険!押し入り強盗頻発のパリ

 財政赤字のせいで、国債の格付けランクが 下がってしまったフランス。一方の日本も不安要素が山積みで、似たり寄ったりかもしれません。両国とも綱渡り状態で、ギリギリ先進国の仲間に入れてもらえている感じでしょうか。そんな相似形 […]

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トモクンのあれこれパリコレなんだこれ〜
謎な和食レストランが乱立! アジアンタウン化するオデオン地区

 パリの代表的なアジアンタウンといえば、13区のイタリア広場から南側に広がる中華・ベトナム街、10区、11区、19区、20区の境にあるベルヴィルの中華街が代表格です。アール・ゼ・メティエの中華街や和食レストラン街であるオ […]

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とびこめ!ミュゼのとびら
美術史を作った男 ミケランジェロ崇拝者!?

受胎告知。マリアの前に大天使ガブリエルが舞い降り、処女である聖母マリアがイエス・キリストを宿していることを伝えています。ガブリエルが現れた時、マリアは読書中だったため、片手に本を持っています。ガブリエルは、キリスト教にお […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
閉店報告。

人生は出会いもあれば別れもあります(少なくとも監禁罪を犯さない限り)。  5年前に始めたこのコーナーをいよいよ畳む時がきたが、振り返ると『フランス人は10着しか服を持たない』の紹介で始めたのに、畳むために5年間がかかるな […]

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トモクンのあれこれパリコレなんだこれ〜
誰も興味ないかもしれないけれど、2025年春夏パリコレクション総括

妙な立場に置かれているファッション、あるいはパリコレです。  一昔前は、注目ブランドを皆が追い続け、そのブランドが提案するルックに自分のスタイルを合わせる、という消費者側が受け身の傾向にありました。でも、今は個々の嗜好に […]

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とびこめ!ミュゼのとびら
シティーボーイ、カイユボットの見た19世紀のパリ

 色づいた大通りの樹々とパリの秋の空気をベランダ越しに愛でる。カイユボット、パリのバルコニー。彼については、本連載(第3回)で「床削り」の作品と共に紹介しました。画力はもとより、資金力も活かし同時代の印象派の作品を購入し […]

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翻訳家レミのここがびっくり世界文学
ジャパンサウンドが轟くパリの飲み街

後日本の音楽史は非常に面白い。演歌歌手やアイドルはもちろん、ポップやフォークシンガーも多く、結局昭和を連想させる歌をあげ始めたらキリがない。カラオケに行ったことがある限り、日本人ならきっと誰も否定できないだろう。 個人的 […]

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